皆様、いかがお過ごしでしょうか。
GWが明けてから、日経平均株価がじわじわと上げています。
先週末は2021年9月14日に付けたバブル後最高値3万670円を更新して3万808円を付けました。
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2021年の時は新型コロナによる世界的な金融緩和から株式投資が一種の社会現象のようになり、新たに株式投資を始められた方々の影響もあって、勢い良く株価が上がりました。
ただ、それも長くは続かず、翌年の2022年には一転して下げ相場になり、投資経験が浅い個人投資家さんの中には株式相場から撤退された方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
そのような状況の中、今年は日本株にとって様々な好条件が重なり、ここ最近、特に海外投資家を中心に積極的に日本株が買われています。
一方で国内投資家は昨年の良くない株式相場の印象が未だ残っており、また、バブル崩壊後、日本株に対して懐疑的な見方が多くを占め、最近の上昇局面においても購入はおろか売り浴びせているような動きさえ見えます。
確かに先月までしばらく続いていたレンジ相場からすると現在の日経平均株価は高値圏ですし、「Sell in May and go away」という米国の格言もあるので、どうしても売りたくなる気持ちは理解出来ます。
また、FIREが流行り出したころから、日本株よりもS&P500、さらに最近では全世界株の積立投資を推奨される方が増え、若い方を中心に日本人自身があまり日本株に魅力を感じなくなっているように思います。
そのような理由からか分かりませんが、日経平均株価が上昇しても国内個人投資家の方にとってはあまり株価が上昇している実感がないと言われています。
確かに現在のような日経平均上昇局面においても個別銘柄でみると上昇銘柄と下落銘柄が半々くらいという事実も影響していますが、日経平均が上昇すればするほど、損失を膨らませておられる個人投資家の方々もいらっしゃることが要因のひとつとして考えられるのではないでしょうか。
私は今後も日経平均株価がたとえ上がったとしても国内投資家は日本株に対して懐疑的な見方が多くを占める状況が続いて欲しいと考えています。
バブルの頃のように怖いもの知らずの大胆な投資初心者の方々が多数デビューされて日本株の相場が荒らされなければと考えています。
まあ、最近は米国株や全世界株の方が注目されていますので、しばらくは日本株が過熱気味になることはないのではと半ば願っております(笑)
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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。
ではでは。