逆回転の始まりか⁈(2024.7/21)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

トランプ前大統領の銃撃事件により、米大統領選は共和党のトランプ氏が有利な状況になっています。

名著から導く お金が増える最強のルール 超人気の書籍解説ユーチューバーが教える! [ 学識サロン まぁ〜 ]

価格:1650円
(2024/7/21 17:51時点)
感想(0件)

これを受けてマーケット関係者は早くもトランプ氏が大統領になった場合の有望銘柄について言及しています(笑)

また、ドル円の為替相場もドル安円高方向に進みました。

日本はこの数年、円安株高の流れが続いていましたので、先週の円高による株価下落の警戒感と夏枯れ相場が重なるとともに、バイデン大統領がトランプ氏を意識してか対中半導体規制強化のために日本およびオランダの半導体製造装置メーカーを名指ししたことが嫌気されて半導体関連銘柄が軒並み株価下落しました…(^_^;)

個人的に最低単元株数のみを保有しているレーザーテックですが、今年はスコーピオン・キャピタルの一件もあり半ば諦めムードです(笑)

8月7日に本決算発表が予定されていますので、その内容を見た上で今後の方向性を検討したいと思います。(余ほどのことがなければアホールドです(笑))

米大統領選の影響も日本株にじわじわと織り込んできているように思いますので、私も来年に向けた投資戦略を考え始めています。

今のところ現在の株価水準で個人的に買いたい銘柄は5つくらいしかないです。

と言いますのも、日本の大型優良株はどれもこれも上がり過ぎていて、先週のように少し下げたくらいでは未だ買いたいと思える水準にはなってないです…(^_^;)

一般に言われている2025年の注目セクターとして、AI、防衛、エネルギー、半導体等がありますが、どれも株価が高くて手が出せそうな銘柄は限られます(笑)

それはそうと私の場合は来年も働き続けられるかが問題で、働けなくなればそもそも投資どころではありません。

先ずはそっちから戦略を練り直さないといけないのかぁ(笑)

弱い円の正体 仮面の黒字国・日本 (日経プレミアシリーズ) [ 唐鎌大輔 ]

価格:1100円
(2024/7/21 17:42時点)
感想(0件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

こんな落ち(オチ)が待っていたとは(笑)(2024.7/15)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週は日経平均株価の値動きが激しい一週間でした…(^_^;)

初心者でも失敗しない「世界基準のお金の増やし方」 新NISA2.0 [ 江守 哲 ]

価格:1650円
(2024/7/15 21:11時点)
感想(1件)

日経平均は海外投資家が買えば上がり、海外投資家が売れば下がる、分かりやすい相場と言えばそれまでですが、それにしても先週末の日経平均は一日で1,033円の下落とそれなりのインパクトがありました。

今は株価が4万円超のため、わずか2.45%の下落でも金額的には大きく感じます。

先々週くらいからしばらく日経平均が好調だっただけに週末にこのような落ち(オチ)があるとは…(^_^;)

日本株投資を始めたばかりの方にはあらためて投資の難しさを覚えた方もおられるのではないでしょうか。

少し言い過ぎかもしれませんが、現在の日本株の相場は海外投資家に支配されているので、海外投資家の動きを読むことが重要ではないでしょうか。

誰しも自分自身を基準に物事を考えがちですが、海外投資家の目線で考えると売買のタイミングや面白そうな銘柄が見つかるかもしれません(笑)

また、海外投資家に見向きもされない銘柄はある意味で忍耐力が試されるかもしれません。

話を戻して先週末の日経平均の下落ですが、11日12日に日本政府による円買い介入があったのではないかと思われ、ドル円の為替が急に円高方向に進んだことも少なからず影響しているでしょう。

現在の為替相場も1$=157円台後半であり、更なる為替介入に対する警戒感が強まっているようにも思われます。

米国(イエレン米財務長官)が日本当局の為替介入に対する圧力を強めている中での為替介入(未だ憶測の段階ですが)だったので、なおのこと効果があったのかもしれません。

ところで、遅ればせながら最近になって投資比率(金融資産全体に占める投資資産の額と現預金の比率)について考え始めています。

一般に巷で言われていることとして、失業時に備えて生活費の6ヶ月分相当額は現預金で持っておく方が良いとか、投資比率を(100-自分の年齢)で計算した数字のパーセンテージまでに抑える方が良いとか、今は寿命が永くインフレリスクがあるので投資比率を(110-自分の年齢)で計算した数字のパーセンテージまでに抑える方が良いとか言われているようです。

ただ、これも個人が置かれている(将来も含めた)環境によって様々だと思います。

年齢はもちろんのこと、会社員か公務員かフリーランスか?、年収は?、家族構成は?、持ち家か賃貸か実家暮らしか?、現時点での保有金融資産や借入金の状況は?、リスク耐性の度合いは?等々、それこそ人によって千差万別です。

私の場合、社会人になってからも無職の期間(会社を辞めて勉強に専念)を5年まではいかないものの経験し、その後も薄給(日本人の平均年収を大きく下回る)の時代が長く続いたので、若い頃は日々カツカツの生活が当たり前の感覚になっていました(笑)

そのため、手許キャッシュがほとんど無いことも多かったため、上記の巷で言われているような万が一に備えた余裕を持った状態での投資はやってこなかったのが正直なところです…(^_^;)

そのような余裕を求めようとするならば投資資金そのものが相当に少なく(ほぼほぼゼロに)なってしまいますし…(^_^;)

その代わり(無職の期間の後は)出来るだけ失業しないようには自分なりに気を付けていました(笑)

ただ、大きな病気をしてからは、いつ働けなくなる日が来るやもしれないということを考えて、もう少し現金比率を上げる方が良いのではと考え始めた次第です。

もしも給与収入がなくなった場合、金融資産を取り崩していくことになりますが、その間に○○ショックのような株価の大暴落が起これば株価が元に戻るまでに5年間くらいは見ておく必要があり、この間の生活費は現預金で持っておく方が良いのかもしれません。

仮に月々の生活費が13万円~20万円とすると5年間分の780万円~1,200万円程は現預金で持っておく方が良いことになります。

これはなかなかの金額であり、これまでキャッシュポジションがほぼ無かった状態から見れば、かなり大きな機会損失に感じますし、現預金で寝かせたままにしておくのは勿体無いような気もします…(^_^;)

そもそも今からこれだけの現預金を用意するのも気が遠くなりますし、あらためて健康の重要性を身に染みて感じる今日この頃です(笑)

みなさんにおかれましては投資にも健康にも気を付けていただければと思います。

株の投資大全 成長株をどう見極め、いつ買ったらいいのか [ 小泉 秀希 ]

価格:2420円
(2024/7/15 21:14時点)
感想(4件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

ピンチがチャンス⁉(2024.7/7)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価はスルスルと上がって今年3月につけた最高値を更新しました(笑)

株で富を築くバフェットの法則最新版 不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法 [ ロバート・G.ハグストローム ]

価格:1980円
(2024/7/7 19:22時点)
感想(1件)

株価が上がる時というのはこんなにも簡単に上がるのかという印象ですが、やれやれ売りが少ない状況を考えると日本株も新しいステージに入りかけているのかもしれません。

日経平均株価4万円台は今年の下旬11月~12月くらいをイメージしていましたので、何か先を越された気分です(笑)

取り残されないように今後も追い続けていくつもりですが、既に割安感は乏しくなっているので、銘柄選択が重要になるのではないでしょうか。

ただ、日本国民の多くが未だ株式投資に対して抵抗感をお持ちのようですので、今後も物価上昇が続く場合は持つ者と持たざる者の格差が年を追うごとに拡大していく可能性があります。

ピンチがチャンスと言いますが、平穏無事な世の中ではなかなか下剋上は起こりにくいものです。

今となっては懐かしいですが、2011年10月には1$=75円台を付け、その当時は円高が輸出企業の大きな足かせになりました。

生き残りをかけた企業群はその厳しい円高の状況の中、工場を海外移転する等して円高を逆手に取るような大きな投資をして自らが変化することを選択しています。

一方で現在は2022年ごろから急に円安になったかと思うと、その円安の状態が収まりそうもなく、輸入物価の上昇という形で、国民生活を圧迫しています。

多くの国民がこの変化に気付いているにもかかわらず、生活防衛ということで、消費を抑えるくらいしか手を打っていないことが勿体無いように感じるのは私だけでしょうか…(^_^;)

もし今後もインフレが続くとなると億り人がますます増えるでしょうし、それ以上に貧困層がますます増えるのではないでしょうか。

この変化に気付いて対応できる方々は生き残れる可能性が高いですが、この変化に対応できないと大きな波に飲み込まれかねないと思います。

こちらのブログをご覧いただいている方々は資産運用や資産形成にご関心が強い方が多いと思いますので、私が今さら言うまでもないかもしれませんが、世の中がどのように変化しようとも、如何にそれに対応するかを常に考え続けて適正なアクションを起こし、一つでも上の層を目指しましょう!

得する株をさがせ! 会社四季報公式ガイドブック [ 会社四季報編集部 ]

価格:1760円
(2024/7/7 19:31時点)
感想(5件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

恒例となりました運用実績やいかに(2024.6/30)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価は先々週までの海外勢の売りが一巡したのかじわじわと上げる形となりました。

33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由 [ 井上 はじめ ]

価格:1540円
(2024/6/30 17:28時点)
感想(8件)

個人的に毎年この時期は配当金を再投資に回す方や賞与を投資に回す方がおられるので、どちらかというと株価が上がるイメージを持っていますが、今年は1月~3月に株価が高騰したこともあり、例年のイメージほどの変化は見られない状況です…(^_^;)

7月に入ると夏枯れ相場(市場参加者の減少)と言われることもあり、また、配当金再投資や6月中間決算法人の配当権利狙いも落ち着き、個人的には弱含むイメージですが、4月~6月の値動きが結構弱かったので、果たして今年の夏相場はどうなるでしょうか。

さて、本日は恒例となりました半年に一度の保有金融資産運用実績の確認をしたいと思います。

前回の運用結果の確認が2023年末(2023年12月29日)でしたので、今回は2023年末から6月末(2024年6月28日)までの運用結果を見ていきましょう。

私がベンチマークとしているのは日経平均株価ですので、先ずは日経平均の値動きについてですが、2023年末の株価33,464円から(半年後の)6月末の株価39,583円まで上昇しましたので、半年間で18.2%の上昇になります。

これに対して私個人の2023年末から6月末までの運用実績ですが、保有金融資産が22.2%増加しましたので、日経平均を若干上回る結果になりました。

保有金融資産の大半を日本の大型優良株が占めているので、日経平均の値動きに近い形になりました。

また、本来パフォーマンスを期待していない外国債券ファンドや純金積立について、保有金融資産に占める割合としては大きくないものの中長期で保有し続けており、これら金融商品も近年の円安と世界的な物価高や金利高により、思いがけず良いパフォーマンスを見せたことが、全体として日経平均を下回らない結果につながったと思います。

運用目的がインフレヘッジのため、このような結果になるのは当然と言えば当然かもしれませんが、例えばナスダック指数を中心に投資されている方々はもっとパフォーマンスが良かったかもしれませんね(笑)

今年前半のパフォーマンスがそこそこ良かったので、ここから年末までの半年間については正直なところあまり期待はしていませんし、現在の資産残高を維持し続ければ良いくらいにしか考えていません。

それならば全て換金すれば良いのではと言われそうですが、目的がインフレヘッジですので、ここから更なる物価上昇が続くのであれば、当然、保有する金融資産も増加してもらわないと困ります…(^_^;)

しかし、これまでとは逆に円高や物価安に転換すれば、金融市場にも逆回転が起こり、金融資産の減少を免れないと思いますが、それはそれで仕方ないと考えています。

個人的にはディスインフレやデフレに伴う保有資産の減少よりもインフレリスクの方に恐怖を感じますので…(^_^;)

運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」 (文春新書) [ 安田 隆夫 ]

価格:792円
(2024/6/30 17:36時点)
感想(0件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

日経平均は上値こそ重いものの、底堅い⁈(2024.6/23)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

日経平均株価は方向感の乏しい停滞した状態が続いています…(^_^;)

1冊でまるわかり 50歳からのトレーダー入門 70歳までに「最高の自由」と「お金の安心」を手に入れる! (PHPビジネス新書) [ 榊原 正幸 ]

価格:1100円
(2024/6/23 14:26時点)
感想(0件)

投資主体別売買動向を見ても海外投資家の売り圧力が大きく影響しているように思います。

また、新NISA開始から6ヶ月(半年)を待たずして、新NISAから撤退する個人の方々の話も耳にします。

新NISAはその投資枠の全てを最短で埋めようとしても60ヶ月(5年)かかりますが、未だその10分の1の期間も経ってないにもかかわらず、新NISAを辞めるというのは最初の計画段階で無理があったのかもしれないですね。

新NISAは良い面が強調され過ぎて、焦って出来るだけ早く投資枠を埋める動きがあったのではないでしょうか。

投資に「無理」や「焦り」は禁物であるにもかかわらず、その両方を出動してしまって失敗することは多くの投資家が一度や二度は経験することではないでしょうか。

これらの失敗に懲りて投資から撤退する方、これらの失敗を糧にして戦略を練り直す方、これらの失敗を今後も繰り返す方、様々いらっしゃると思いますが、何が正しいかは神のみぞ知るであります(笑)

さて、私の場合は新NISA開始前の昨年後半に国内ETFと国内個別株で分散投資を行う戦略を立てていましたが、その多くの銘柄が割高になってしまい、6ヶ月を待たずして戦略の練り直しを迫られています…(^_^;)

先日、会社四季報青本(夏号のことを個人的に青本と呼んでいます)を買って、新NISAの候補銘柄としてどれを追加しようか眺めていました。

今後の国内情勢を考えて先ずはセクターを絞り込み、その中から候補銘柄を選定するのですが、今はどの銘柄も割高感が強くて本当に選びづらくなってきていると感じました。

追加の候補銘柄を何とか一つだけ見つけましたが、もう少し下げるのを待つのが良いか、順次買っていくのが良いかという問題があります。

国内株式全体が停滞している今、少しずつ買って行く方向で検討しています。

私は新NISAでは成長投資枠中心の投資スタイルですが、成長投資枠を埋めるだけでも気が遠くなる話で、これから何年もかかりそうですので、何回も戦略を練り直すことになるような気がしてきました(笑)

何が正解かは神のみぞ知るです(笑)

生成AI 真の勝者 [ 島津 翔 ]

価格:1980円
(2024/6/23 14:28時点)
感想(0件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

昨今の円安が消費落ち込みの要因であるものの(2024.6/16)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週は金融政策決定会合があり、日銀は国債の買い入れ規模を減らす方針を決めました。

世界一やさしいファンダメンタル株投資バイブル [ 日根野 健(ひねけん) ]

価格:1980円
(2024/6/16 22:26時点)
感想(0件)

植田総裁は「減額をする以上、相応の規模となると考えている」と述べ、具体的な金額の明言は避けました。

本来ならば国債買い入れ規模縮小は円高要因になり得るのですが、既に市場は織り込み済みであり、具体的な金額規模が示されないことで、かえって円安が進みました…(^_^;)

ただ、来月の利上げのために今回は敢えて円安方向に持っていったというふうに捉える向きもあるようです。

日銀会合の前日に米国FOMCでパウエル議長が今後の利下げに慎重姿勢を示したことも、大方の予想通りであったものの、円安が反転しない大きな要因となっています。

ただ、おおよそ30年もの間デフレに甘んじていた日本において、この円安の流れは多くの金融機関の方々がこれまで予想されていたものであり、それに聞く耳を持ってこなかった方々には残念というほかないのではないでしょうか。

某雑誌にデフレの悪影響が出てくるのはデフレが発生した後20年~30年経ってからであり、デフレに転換してからの20年~30年はそれほど影響を感じないものであるということが書かれていたのが印象的でした。

確かに一企業においても業績を上げ続けている時は資金繰りも経営も馬力を要して大変ですが、業績がピークを付けて下がる時は惰性で事業が回るのでむしろ経営的にも資金繰りにおいても楽であり、さらにその後何年も経た後、ジリ貧になっていることに気付いてからが本当の危機である状況とよく似ているのではないでしょうか。

話を戻しますと、日本には円安の恩恵を受ける大企業も多く、利上げ・円高の流れは企業業績に影響を及ぼしかねないので、実際のところ日銀も利上げは未だ早計と考えているものの、国に対して過度に期待する方々やマスコミの円安批判を無視できないというところでしょうか。

一昔前にせっかく貯蓄から投資へという掛け声の下に投資チャンスとなる大きなヒントが出されても、聞く耳すら持たなかった方々が、果たして将来の国内景気のことを考えて日銀や国に対して円安批判をされていれば良いのですが…(^_^;)

インフレを実感しつつある今日、当然ながら日本経済の行方がまともに我々日本国民の生活に影響を及ぼす訳ですが、このブログをご覧になってくださっている方々は日本がどのような状況になろうとも是非とも乗り越えていただきたいと思いますし、そのための準備を着実に進めていただければと思います。

自宅で年収1000万円 「ひとり代理店」で稼ぐ新しい起業の教科書 初期費用ゼロで、誰でもできる超具体的ノウハウ [ 小宮 絵美 ]

価格:1760円
(2024/6/16 22:25時点)
感想(3件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

先週後半はスコーピオン・キャピタルに振り回された⁈(2024.6/9)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

日経平均株価は退屈な動きが続いていますが、これこそが日経平均らしさでしょう(笑)

ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株 投資入門 「自分年金」を増やす最強の5ステップ [ かんち ]

価格:1760円
(2024/6/9 20:15時点)
感想(1件)

さて、何かと話題の多いレーザーテック(6920)ですが、先週はいつも以上に話題性がありました!

レーザーテックは日々の株式売買代金が常に上位にあり、短期トレードを主戦場とする個人投資家に人気の銘柄のひとつです。

そのレーザーテックに対して、アクティビストで空売り投資家のスコーピオン・キャピタルが不正会計の疑惑があるというレポートを6月5日(水)に出しました。

私は短期トレーダーではありませんが、以前にレーザーテックの将来性を買って最低単元株数だけ保有しています。(売買せずに持ちっぱなし(笑))

レーザーテックはこれまでもジェットコースターのようなチャートの動きを見せていましたので、単に株価が急落しただけなら気にならなかったのですが、不正会計という問題提起には、さすがに焦らずにはいられませんでした…(^_^;)

不正会計で真っ先に思い出すのは何と言っても2001年10月のエンロン事件ではないでしょうか。

エンロン事件では、当時お世話になっていた方の保有していた投資信託がこれが原因で急激に棄損してしまったことを覚えています。

そのこともあったので、レーザーテックの不正会計がもし本当ならば上場維持すらも揺るがしかねないことであり、即日レーザーテックの株式を手放す必要があると思いました。

上場企業には当然監査法人が入っているので、そのような不正会計は起こり得ないと思われるかもしれませんが、上記エンロン事件にしてもこれまでのその他不正会計にしても監査法人はその企業から報酬をもらっているので、真の意味での第三者の立場を取りづらいのではないでしょうか。

会計士でも弁護士でも一部の方々だけとは言え、不正に加担する者が存在したことは周知の事実です。

そのため、自分自身でレーザーテックの不正会計の信憑性を判断して手放すかどうかを決めるしかないと考えました。

業務時間中は残業時間も含め、業務に集中している(当たり前かぁ(笑))ため、上記の不正会計疑惑のレポートの話を知ったのが6月5日(水)帰宅後の晩遅くでした。

翌朝6月6日(木)の業務開始前までに自分なりに判断して株式を手放すなら売り注文まで入れないといけないという思いがあったので、6月5日(水)の晩は仕事でへとへとに疲れていましたが何故か頭は冴えました(笑)

今回、レーザーテックの不正会計を疑う内容としては、仕掛品が年々増え続けており、実際は不良資産化しているというもの、また、仕掛品の金額の大きさが突出しているのに比して、現預金が少ないこと。

その要因として、最近はTSMCからレーザーテックの製品(半導体製造装置)の注文がないこと。

さらに、レーザーテックの研究開発センターには人の気配がなく、稼働してないのではないかというものでした。

6月5日(水)の晩はへとへとに疲れていたので、とりあえずレーザーテックのサイトを見たところ、『本日ScorpionCapitalLLCにおいて、(中略)、不正会計の疑惑について明確に否定いたします。』とだけコメントがあり、落ち着かないまま眠りにつきました。

翌朝6月6日(木)は急いで最新春号の四季報情報と直近3Qの四半期連結財務諸表を貸借対照表を中心に確認しました。

確かに資産の部は仕掛品が突出したいびつな状態ではあるものの負債の部と併せて考えると必ずしも不正会計の可能性が高いとまでは言い切れないのではないかと考え、株式の売却を見送りました。

限られた時間の中で限られた情報だけで判断したこともあり、確率的にどうなのかを自分の中でせめぎ合いながら最終結論を出すことになったため、結局のところ最後は胆力が試されました(笑)

ただ、短期トレード中心の投資家や信用買いしている投資家、そして、未だ不正会計の真偽が不透明であり疑心暗鬼に陥っておられる中長期保有の投資家が今後レーザーテックの株式を手放す可能性は十分に残っており、真偽が明らかになるまでしばらくは弱含む展開になるのではないでしょうか。

6月6日(木)の晩には、レーザーテックから「一部報道についての補足説明」という形で、製品別動向(売上高/受注高)と棚卸資産の会計処理についての資料が出されているのを確認しました。

レーザーテックの今月末の本決算の財務諸表を見てからでないと何とも安心は出来ませんが、どのような結果が出るにせよ、自分なりに考えた上での結論なので、納得できるとは思います。多分…(^_^;)

これまでレーザーテックの財務諸表は毎期郵送されてくる本決算と中間決算の内容にざっと目を通す程度で、自らIR情報を調べたのは久しぶりでした。(レーザーテックの株式取得前にその他の情報含め調べた時以来です。)

今回のスコーピオン・キャピタルの問題提起により、今後レーザーテックの財務諸表の見方が自分の中で固まりつつあるので、プラス思考で考えれば良いきっかけにはなったと思います。

会社四季報 2024年3集・夏号 [雑誌]

価格:2600円
(2024/6/9 20:13時点)
感想(0件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

株価と金利の関係(2024.6/2)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍以来、久しぶりに株価配当利回りランキングを見ましたが、銘柄は当然入れ替わりつつも、現在も配当利回りが高い銘柄が意外と多いことに驚かされました。

コロナ禍の時は株価が低迷しているので、利回りが高いのは理解できるのですが、日経平均株価がこれだけ上がったにもかかわらず、高い配当利回りを維持しているということは、昨年2023年春に東京証券取引所がPBR(株価純資産倍率)の低迷する上場企業に対して改善策を開示・実行するよう要請したことの効果が大きいのかもしれません。

エブリシング・バブル 終わりと始まり 地政学とマネーの未来2024-2025 [ エミン・ユルマズ ]

価格:1870円
(2024/6/2 20:32時点)
感想(0件)

ところで、これまでは米国の長期金利の動向ばかりが注目されていましたが、気付けば日本の長期金利も急速に上昇していて10年金利が1%を超えてきました。

昨今の物価上昇および賃金アップにより、国内の長期金利に対する市場期待が高まっているのかもしれませんが、最近の金利上昇ペースは個人的に心穏やかでないレベルです。

私自身が大きな借り入れをしているからというわけではなく、金利が株価に少なからず影響を及ぼす可能性があるからです。

昨年から機関投資家をはじめ多くの投資家が米国FOMCによる利上げや利下げの発表を気にしてきたので、言うまでもありませんが急激な金利上昇は株価に良い影響を及ぼさないように思います。

そもそも金利上昇は大きな融資を受けている企業にとって業績の圧迫要因になります。

もちろん支払利息分を販売価格に転嫁したり、インフレによって保有する資産の価値が上がれば問題ありませんが、タイムラグが生じるため、資本が脆弱な企業は厳しくなるでしょう。

但し、国内の老舗優良企業はバブル崩壊の教訓から、これまで内部留保を相当に手厚くしてきたので、今こそ、それが活かされる時が来たのかもしれません(笑)

一方で投資家側の立場では、金利上昇により、将来的に預金や債券の利回りが株価配当利回りに比して見劣りしない水準にまでなれば、株式を売却してリスクの低い預金や債券に資金が流れる(株価下落の)可能性があります。

現在の米国が良い例ではないでしょうか。

但し、金利上昇局面の途中で長期固定債券を買うのはNGです。(長期変動債券や短期債はOKです。)

長期固定債券は金利がピークだと思ったタイミングで購入するのが良いでしょう。

バブル景気の頃は株価配当利回りよりも預貯金の金利の方が高い状況だったにもかかわらず、山っ気の強い人々がそれでも日本の株価は永遠に上昇すると盲信してバブル崩壊で大変な目に遭い、株式に全く興味関心がない普通の人々が預貯金で手堅く資産形成出来た時代でした(笑)

そして、バブル崩壊後の預金金利がゼロ近傍となったデフレ時代においても手堅く資産形成されてきた方々の多くが、株価配当利回りや外国債券利回りには見向きもせずに引き続き預金で資産運用を続けてこられました。

一般的な日本人は金融リテラシーが低いと言われる所以かもしれませんね。

まあ、米国は経済が悪化すれば他の国々を利用して自国を立て直す術を身に付けているので、金融リテラシーの問題だけとまでは言えませんが…(^_^;)

ただ、バブル崩壊の時と同じ轍を踏まないように金融リテラシーを身に付けて、実際に自身がその通りに動くかどうかは別として正攻法を知っておくことは無駄にはならないと思います。

私事で恐縮ですが、随分前になりますが若い頃にたまたまFP2級を取りました。(全然大した事なくてすみません。)

資格マニアというわけではありませんが、私はもともと理系学部で、若い頃(社会人になってから)に訳あって簿財と国税三法を勉強して科目合格するも力尽き(笑)、このままでは何も残らないと思い、その後しばらくして趣味で宅建とFP2級を取りました。

簿財と国税三法は自分なりにがっつり集中して勉強したつもりですが資格取得は果たせず、趣味の2つはそれまでの勉強と関連性が高かったのと解答の形式が選択肢だったので勉強の方はあまり身を入れず(当時も仕事が忙しくて当然独学で机上ではほとんど勉強せず)に、まぐれ合格です…(^_^;)

ただ、2つとも全く仕事には活かせてないのが残念ですが、趣味の資産運用で少し活かせてるかもしれませんね(笑)

世界は経営でできている (講談社現代新書) [ 岩尾 俊兵 ]

価格:990円
(2024/6/2 20:47時点)
感想(16件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

長期投資冥利に尽きる⁈(2024.5/25)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今週、多くの投資家が注目するエヌビディアの1Q(2-4月期)決算発表があり、売上高が前年同時期の3.6倍に増え、最終利益が前年同時期の7.3倍に増えるという結果で、市場予想を上回りました。

これを受けて、エヌビディア決算発表後の日本の半導体関連銘柄も連れて株価を上げましたが、翌営業日には利益確定売りにより、あっさりと値を下げました…(^_^;)

当のエヌビディアは10分割を発表して、米国の利下げが少し遠のいて警戒感が強まっている米国株式相場の中でも力強さが目立ちました。

最近、米国株は弱含むと見られる発言が聞こえるようになってきましたので、セルインメイとは言え、日経平均株価も上値が重いのではないでしょうか。

株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす [ ジェレミー・J.シーゲル ]

価格:2420円
(2024/5/25 21:51時点)
感想(30件)

さて、国内でも、東証が個人投資家にとって投資しやすい環境づくりのために望ましい投資単位として50万円未満という水準を明示したり、上場企業も新NISAを意識してか、株式分割するケースが増えてきました。

どこかの優良企業は25分割したということで、ちょっとした衝撃が走りました(笑)

私も、20年以上保有している個別株が分割を繰り返してくれたことにより、あらためて長期投資のメリットを享受できた話をしたいと思います。(以前に同じようなことを書いてたら、すみません…(^_^;))

20年以上保有しているといっても、その内の単元未満株以外の株式はおよそ20年くらい前、非常に生活が苦しかった時に生活費を工面する目的で全て売却してしまい、端株の12株だけが中途半端に手許に残ってしまいました。

(今でこそ端株も簡単に売買できる時代になりましたが)その当時、端株を処分するには手間がかかるため、ほったらかしにしており、預けている証券口座も普段使わない口座なので、それこそ全く見ない状態でした…(^_^;)

その個別銘柄は株式分割するにしても、1:0.1というほぼ分割とは言えないような株式分割を実施する銘柄でしたが、手許の12株が約20年間の時を経て数年前に100株を超える株式数に成長?したのでした(笑)

その個別銘柄は株主優待制度もあるので、気付けばキャピタルゲインと株主優待の両方を享受することが出来て、何かすごく得したような気分を味わいました(笑)

あまり株主優待目的で個別株を買うことはないのですが、棚から牡丹餅の形で株主優待が降ってきた時は何故かすごく嬉しかったのを覚えています。

半強制的に長期保有させられた個別株でしたが、結果的に長期保有のメリットを強く実感することになりました。

若い頃、私は同年代の方々よりも給与が大きく下回っていたということもあり、生活費を工面するために当時の保有株はほぼ全てを売却してしまいましたが、もし保有し続けていたら驚くほどの含み益が出ていたであろう銘柄もあります。

自ら選んだ道であり、その当時、決して贅沢をしてきたわけではない(むしろ同年代の方々よりも苦しく質素などん底生活でした…(^_^;))ので、当時の保有株を手放したことに後悔はありませんが、もしこのブログを見ていただいている方の中で、何となく(理由もなく)保有株を手放すことを考えておられる方がおられたら、あらためてその企業の業績や将来性等も見ながら長期保有の選択の有無を検討されてはどうでしょうか。

何が正解かはその時には分かりませんが、経験を積み重ねていくことにより、自分なりの正解が見えてくるように思いますので、金融商品を売るにしても買うにしても、事前に自分でよく考えることは有意義だと思います。

新版 財務3表一体理解法 (朝日新書803) [ 國貞克則 ]

価格:891円
(2024/5/25 21:55時点)
感想(7件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

初心忘るべからず(2024.5/19)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

国内3月決算法人の決算内容がほぼ出揃い、今期予想はあまり芳しくないものの、サプライズな株主還元方針を示した企業もあったことから日経平均株価は少し持ち直した感はあります。

ただ、方向感を出すのは未だ難しいのではないでしょうか。

日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法 [ 菊地正俊 ]

価格:1650円
(2024/5/19 20:56時点)
感想(2件)

じわじわと株価を切り下げている銘柄も散見され、今年から投資を始められた方々の中には含み損を抱えてしまったという方もおられるかもしれません。

中には無理をして大きなキャッシュを突っ込んでしまったという方もおられるかもしれません。

また、信用取引で二階建て取引をしてしまい身動きが取れないという方もおられるかもしれません。

私も若い頃は信用取引やら商品先物やらで相当に痛い目に遭っています…(^_^;)

たとえ失敗したとしても、それでも現行のやり方を極めたいのか、あるいは、現行のやり方が性に合わないと思い軌道修正するのか、自ら考えることが重要であり、それが将来に活きてきます。

私の場合は、当時、株式投資等よりも仕事であったり、別のこと(自己投資?プライベート?)で忙しかったので、自分には株式等の短期売買は向いてないと考え、投資スタイルを大きく変えることになりました。

私と違って(笑)、かなりストイックに資産運用や資産形成に取り組んでいる方もおられるかもしれませんが、継続することが大切だと思いますので、生活環境の変化に合わせて臨機応変に軌道修正することは悪いことではないように思います。

それよりも無理をして自ら嫌になったり、あるいは、株式市場から退場を余儀なくされるほうが余程勿体無いと思います。

株式投資は「敗者のゲーム」という話を聞かれた方も多いと思います。

プロスポーツの世界は勝者のゲームであり、優れた技術やパワー、精神力を持つ者が相手を負かします。

株式投資の世界はプロもアマも混在しており、アマチュアは得てして自らミスをすることで自爆していくケースが多いのです。

そのため、株式市場に出来る限り永く身を置き続けるにはミスを如何に抑えるかが重要になります。

大きく勝ちたいという気持ちが先走って、身の丈に合わない投資をして致命傷を負わないように気を付けたいものです。

ところで、私は早くも来月の定額減税が待ち遠しい今日この頃です…(^_^;)

みなさんは定額減税の使い道を決めておられますでしょうか、新NISAの軍資金にされる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)

敗者のゲーム[原著第8版] [ チャールズ・エリス ]

価格:2200円
(2024/5/19 20:57時点)
感想(21件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。