いよいよ金融緩和からの脱却か⁈(2023.2/26)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週24日に植田和夫次期日銀総裁の国会での所信質疑が行われました。

特に問題となるような発言もなく、むしろ核心に迫る質疑等もなく、流石に一流の学者先生にはどなたもついていけないという意味で何事もなかったという感じでしょうか(笑)

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これまでの金融緩和政策は世界の金融関係者が注目する壮大な実験でしたが、少子高齢化と人口減少が進んでいる日本での効果は限定的であることがある程度証明されたのではないでしょうか。

おそらく米国であれば期待するような(むしろ期待以上の)結果が出たのかもしれませんね(笑)

みなさんは日銀総裁交代後もこのまま金融緩和やYCCが続くと思いますか?

米国のインフレはまだまだ収まりそうにないですし、為替相場の行方を考えるとこれまでと同じように続けることは難しいのではないでしょうか。

但し、政策転換するにも米国がリセッションする前に動く必要がありそうです。

約10年間という長期にわたって続いた壮大な実験でしたが、次はどのような実験になるでしょうか。

もし、これからも実験が許されるならば、個人的には一流の外国企業の誘致が面白いと思います。

最近の話題ではTSMCを誘致することで、そのエリア全体の賃金上昇や関係先企業の発展、そして、大学等の教育機関にまで大きな影響があると見込まれています。

一流の外国企業を誘致するには、海外から見て日本を魅力的な国にする必要があり、そう簡単にできることではないかもしれませんが、言語の問題も含め、それくらい思い切ったことをやらなければ、今の負のスパイラルの状態から抜け出すことは難しいかもしれません…(^_^;)

もちろん我々も厳しい競争にさらされるかもしれませんが、日本全体が縮小して国民全員が行き場を失うよりは良いのではないでしょうか。

どちらにしましても、非常に困難な状況ではありますが、植田次期日銀総裁には大いに期待したいです!

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。