インフレ⁈それとも…ハイパーインフレ⁈(2022.6/12)

先週は日銀の黒田総裁の「家計の値上げ許容度も高まってきている」発言が大炎上しました (^_^;)

日本国民はこれまで何十年もの間、デフレに慣れ切ってしまっていますので、インフレの免疫力を獲得するにはそれ相応の年数がかかることをあらためて実感しました。

皆様、こんにちは!

物価上昇、株価不安定の状況が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

私がインフレ対策を意識し始めたのは、今から約15年程前に東京大学名誉教授 伊藤元重先生の講演会で日本もいよいよインフレになると聞いてからだったと記憶しています。

その後、リーマンショックにより、日本も御多分に洩れず金融危機による経済の悪化が発生し、良かったのか悪かったのか、その当時インフレは腰折れになってしまったように思います。

しかしながら、しばらくして国内でも日経平均は上昇を続けましたので、物価そのものや平均給与は上がらなかったけれども、インフレを意識しておられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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ところで、インフレの怖いところはコントロールが困難で、しかも容赦なく生活に直結するところでしょうか。

私は先のインフレを意識し始めた頃から、デフレにより保有資産が目減りするリスクよりも、インフレにより保有資産が目減りするリスクを強く考えるようになりました。

そのため、保有する株式や債券がデフレによって下がることは、これまであまり気にしてきませんでした。

と言いますのも自分自身の購買力が下がるわけではないと考えたからです。

それよりも、インフレによって保有する現金の価値が下がることに強い危機感を持っています。

この状態は明らかに自身の購買力が下がっている状態だからです。

現在、国際的なインフレと円安のダブルパンチで物価上昇がどこまで続くのか不安ですが、インフレはリセッションと隣り合わせでもありますので、リセッションによる株価下落も意識しておく必要があります。

我々は、今やインフレ、リセッション、日本において可能性は大きくないかもしれませんが、ハイパーインフレといった様々なリスクを意識しておく必要があると思います。

これら全てに対応できるような万能薬なるものがあれば苦労しませんが、それぞれの場合にどのようなアクションを取るのか考えておくことは決して無駄ではないように思います。

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それでは、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

ではでは。