今年に入りアメリカの物価の大幅上昇からFRBによる利上げ懸念、さらにはウクライナ情勢による物資の供給不足の問題が長期化する懸念もあり、金融市場はまさに混沌としています。
このような状況において、予想屋のごとく一発勝負することを考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。
私も若い頃なら、よく人生逆転を考えていましたので一発勝負に出たかもしれません。おそらくその可能性は高かったのではないかと思います(笑)
しかしながら、大きな冒険をできるほど私も若くはないので今は静観を貫く予定です。キャッシュポジションがほとんどないということも大きいのですが…(^_^;)
とは言え、積立投資は継続中です。
さて、今日は自己投資について私の考えを書かせていただきます。
前回も書きましたが、これまで以上に、金融資産への投資だけでなく、自分自身への投資も考えなければならない時代に入った可能性があります。
特に若い方々はこれから先の人生が長いため、あらゆるケースを想定しておく必要があるのではないでしょうか。
FIREを目指して頑張っておられる方やもう既にFIREを達成された方は、人生の最期までFIREを貫き通せれば問題ありませんが、特に若い方については将来の人生が長いだけに想定外の事態が起こる可能性も高いと言えます。
また、若い人ほど、自己投資すれば投資回収出来る年数も長いため、費用対効果が大きいと言えます。なお、ここで言う投資とは資金の投資だけでなく、時間の投資も含みます。
個人的には若い時の1年は100万円以上の価値があると思います。もし若い頃に戻れるならば1年間(1歳)につき100万円以上払う価値があるのではないかと思います。それくらい若さには大きな価値があると思います。
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感想(1件)
私自身、若い時はほとんどお金がありませんでしたが、今と比べて時間はありました。
時間の無駄遣いは若者の特権だと思います。その時は無駄だと思っていたことが、意外にも将来に活きてくることがありますので、まずは前向きに考えてみることが必要ではないでしょうか。
さらに、失敗も若者の特権だと思いますので、失敗を恐れずに挑戦することが大切だと思います。
また、ある程度の年齢になって資金的に余裕があるケースでは、自己投資するにしても逆に張り切りすぎない方が良いように思います。
先ずは自分の強みを知り、その強みを最も活かせて、最大限に生産性を上げるにはどのような選択肢があるのか、また、果たしてその強みをブラッシュアップする必要があるのかないのかといったことを考えることは有意義だと思います。
それと若い時には気付きにくいのですが、健康への投資はかなり重要だと思います。
長生きすることで、金融資産については複利効果が大きくなりますし、健康な時の方が人的資産についてもパフォーマンスを上げやすいと思います。
非常事態に陥ってしまうと余裕がなくなると思いますので、少しでも余裕のあるうちに、あらゆる資産(自分・金融・時間 等々)について、如何に大きなパフォーマンスを上げられるかを是非とも考えましょう!
なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。
ではでは。