弱り目に祟り目、あえなく撃沈か⁈(2022.11/27)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週早々にウォーレンバフェットが日本の5大商社株を買い増していたというニュースが流れて5大商社の株価が上がりました!

また、サッカーワールドカップでは日本がドイツに2対1で逆転勝ちするという歴史的勝利に湧きました!

心理的な盛り上がりから年末に向けて株価が上昇する気配も感じられるようになってきました。

ただ、米国がスタグフレーションに陥る可能性もぬぐい切れないため、新たな株式投資には積極的になれない状況です…(^_^;)

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そのような中ですが、久々のキャッシュポジションに落ち着くことが出来ずに先週は国内大手の電力銘柄の株式を新規取得しました。

大手電力企業は円安とエネルギー価格の高騰により、中間決算では業績悪化で赤字を抱えており、おまけに無配当で悪材料出尽くしかと思っていました。

ところが、先週末に、公正取引委員会が「中部電力」「中国電力」「九州電力」の3社と「関西電力」が企業向けの電力販売について、カルテルを結んだとして、上記3社に数百億円を超える課徴金の納付を命じる方針を固めたというニュースが流れました。

長期保有をされている個人投資家の方々にとっては、まさに弱り目に祟り目であり、私の場合は弱り目で買って祟り目に遭ったということで事故と考えて諦めるしかない状況です…(^_^;)

カルテルによる優位性によって利益が出ている間は多額の税金を徴収され、赤字で税金を徴収されないと安心してたら、今度は課徴金を徴収されるというマンガのようなお話です。

しかし、当然に法律の知識にも長けた一流のエリートが集まった公共性の高い複数の大手企業が、果たしてこのような誤った判断を、本当にしてしまうものでしょうか。

非常に屈折した見方かもしれませんが、無配当の決定や電気代の値上げが浸透してきた絶妙のタイミングでこのニュースが流れるという状況から、今回の一連の事件が茶番であるように見えてしまうのは私だけでしょうか。

もし、国家の財政を少しでも改善するという大義名分のもとに国と電力会社が協力していたとしたら、将来の日本はどうなるのでしょうか…(^_^;)

考え過ぎですかねぇ。

まあ、なけなしの財産からわずかばかりの資金を投じてわずかな株式を購入してしまった一介の弱小サラリーマンが考える筋の話ではないですし、嫌ならすぐに売れば良いだけの話です(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

日本は周回遅れか⁈(2022.11/20)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

長期投資をされている方の中には、ウォーレン・バフェットの動向に注目しておられる方がいらっしゃるかもしれません。

投資の神様の発言や行動は少なからず気になるものです。

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バークシャー・ハサウェイ(バフェットの投資会社)が台湾の半導体製造大手TSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング)の株式を取得したという記事を最近目にしました。

バフェットはエネルギー企業にも投資を継続しており、銀行株については若干の調整をしているようです。

日本の5大総合商社の株式を5%以上ずつ買い入れたと発表した2020年の時にも大きく取り上げられましたが、今回のTSMCへの投資が影響しているのか影響していないのか何とも分かりませんが、最近、半導体関連銘柄にも株価の持ち直しが見られました。

また、国内では、最近のインフレと来年4月の黒田日銀総裁の任期終了に伴う金利の動きについて様々な憶測がされる中で、注目セクターとして銀行株が取り上げられているのを目にします。

ただ、ご存じのとおり金利上昇に伴い債券価格が下落することや可能性としてはかなり低い(銀行のバーゼル規制強化による)と思いますが、万が一、金融危機が起こった場合の影響等も考えておく方が良いかもしれません。

バフェットの動向にリアルタイムで追随するのが正解なのか、周回遅れで考えるのが妥当なのか、はたまた全く無視するのが良いのか悩ましいところではあります。

長期目線で考えるならば、それほど変わらないといえるのは潤沢な資金を保有されていて余裕のある方々に限った話で、私のようなキャッシュポジション10%程度しかない一介のしがないサラリーマンにとっては出来るだけ安いところを拾いたいというのが正直なところです…(^_^;)

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さて、ここからは先週の私個人の売買状況になります。

先週は、大きな含み損を抱えたバイオ関連銘柄の株式を売却し、損益通算により税金を取り戻しました(笑)

ただ、このバイオ関連銘柄を取得した当時、長期保有を考えており、私の中では結構気に入った銘柄でしたので、再度買い戻し、価格の洗替をしただけという結果になりました。

これにより、含み損も減り精神的負担がわずかながら和らいだことが一番の収穫です(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

先週末の株価上昇が悩ましい(2022.11/13)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週末は日経平均株価が817円上昇し、28,263円と2万8千円を回復してきました。

含み益が増加した方や含み損が減少した方がおられましたら、おめでとうございます。

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米国の経済指標の悪材料が米国金利上昇の減速を連想させ、株価にとっては好材料になります。

ただ、米国の株価が上昇するとそれはそれで経済指標の好材料になってしまい、株価にとっては悪材料となるので、どちらにしても米国の株価の爆上げは期待できないということでしょうか…(^_^;)

私はと言いますと、大きな含み損を抱えた国内個別株について、今年中に売却するタイミングを図ってきましたが、そろそろ売却するかもしれません。

年末に向けて株価が上昇するのは喜ばしいですが、今度は売却のタイミングに迷いが生じます…(^_^;)

個人的な見立てでは、楽観視するにはまだまだ早いと考えていますが、半導体関連株が上昇するところを見るとかなり先を走っている投資家の背中がすでに見えなくなりそうです(笑)

今年はこれまでマーケットに停滞感が続いていましたので、ちょっとした好材料にも大きな期待感が膨らむ気持ちはとてもよく理解できます。

株価上昇または下落のどちらに転んでも笑い飛ばせれば良いですね(笑)

今年も残すところ1ヶ月半ほどですが、少しでも良い方向に向かうよう頑張っていきましょう。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

来年は個人投資家受難の年か⁈(2022.11/6)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

3月決算法人の2Qの業績が出てきましたが、円安の影響を受けて良い業績を出した企業もあれば、原材料高により良くない業績の企業もあるということで、通期の業績見通しが上下どちらに振れてもおかしくない状況になってきました。

これまでの国内企業の業績悪化要因としては以下のようなものでしょうか。

①.消費者物価指数(物価上昇率)が企業間物価指数(物価上昇率)に追いつかず、原材料高を製品(商品)価格に転嫁しきれないため、企業利益を圧迫している。

②.中国経済の停滞による中国への輸出高の減少。

③.コロナ禍を上手く利用して業績を伸ばした企業が、コロナが落ち着いたことで、その恩恵が一段落したことによる。

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また、先日11/2に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)において、4会合連続となる0.75%の利上げが決定されました。

この0.75%の利上げ自体は大方の予想どおりでしたが、今後の米国の金利動向については来年以降も高止まりする可能性が出てきました。

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以上のことから、国内において今後ますます物価が上昇する可能性があり、また、日経平均株価についてはさらに弱くなる可能性があるかもしれません。

もし、この悪循環が続けば、日経平均株価の低迷は長引くかもしれません。

インフレと株価低迷のダブルパンチにより、来年2023年は個人投資家にとって今年以上に受難の年になるかもしれません…(^_^;)

とは言え、来年の状況次第では金融商品の買い場が訪れる可能性も考えられます。

個人的には、来年の市場の状況によりますが、グロース株、高配当株、米国債等を検討する時期が来るかもしれないと考えています。

ただ、これまで以上に時間の分散等を意識する必要があるのではないかとも思います。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。