皆様、いかがお過ごしでしょうか。
3月決算法人の2Qの業績が出てきましたが、円安の影響を受けて良い業績を出した企業もあれば、原材料高により良くない業績の企業もあるということで、通期の業績見通しが上下どちらに振れてもおかしくない状況になってきました。
これまでの国内企業の業績悪化要因としては以下のようなものでしょうか。
①.消費者物価指数(物価上昇率)が企業間物価指数(物価上昇率)に追いつかず、原材料高を製品(商品)価格に転嫁しきれないため、企業利益を圧迫している。
②.中国経済の停滞による中国への輸出高の減少。
③.コロナ禍を上手く利用して業績を伸ばした企業が、コロナが落ち着いたことで、その恩恵が一段落したことによる。
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また、先日11/2に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)において、4会合連続となる0.75%の利上げが決定されました。
この0.75%の利上げ自体は大方の予想どおりでしたが、今後の米国の金利動向については来年以降も高止まりする可能性が出てきました。
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以上のことから、国内において今後ますます物価が上昇する可能性があり、また、日経平均株価についてはさらに弱くなる可能性があるかもしれません。
もし、この悪循環が続けば、日経平均株価の低迷は長引くかもしれません。
インフレと株価低迷のダブルパンチにより、来年2023年は個人投資家にとって今年以上に受難の年になるかもしれません…(^_^;)
とは言え、来年の状況次第では金融商品の買い場が訪れる可能性も考えられます。
個人的には、来年の市場の状況によりますが、グロース株、高配当株、米国債等を検討する時期が来るかもしれないと考えています。
ただ、これまで以上に時間の分散等を意識する必要があるのではないかとも思います。
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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。
ではでは。