今週は弱含み相場に期待⁈(2025.9/28)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週は日銀のETF売却発表後の日経平均株価の値動きが気がかりでしたが、何事もなく、むしろ力強ささえ感じました。

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おかげでお目当ての銘柄の追加購入は出来ませんでした…(^_^;)

辛うじてお盆休みごろと今月上旬に少しでも(想定した最低限の株数だけですが)購入出来たのは今のところは良かったです(中長期的にどうかは何とも言えませんが…(^_^;))。

先週9月26日(金)は3月決算法人の中間配当金を中心に権利付最終売買日でしたが、明日9月29日(月)が権利落ち日ですので、株価が下げる前に配当権利を取らずに利食い売りされた方もおられたのではないでしょうか。

今週は配当権利落ちにより、ようやく日経平均に一服感が出ることを期待したいと思います。

ただ、最近は日経平均が下げても、TOPIXが上げたりしていて、値がさ株には手を出しづらくなってきたために、物色される銘柄のすそ野が広がってきているようにも感じられます。

私も近頃はこれまで全く注目してこなかった銘柄の企業業績推移等を見る機会が増えたように思います。

若者を中心に目の肥えた個人投資家の方々が増えたこともあり、最近の株高のせいで手放しで買える銘柄が減ってきていると感じるのは私だけでしょうか…(^_^;)

今後の企業業績の成長に期待したいところですが、海外と比べて日本は生産性が低いと言われてますので、良い風に解釈するとまだまだ成長余地があると言えるのかもしれませんね(笑)

日本人は良いものをより安くというスタンスでこれまでこの風潮を当たり前のように考えてきましたし、日本の消費者は外国人に比べて商品やサービス、価格に対する目が厳しいように感じます。

確かに懇切丁寧、緻密さ、細やかさ、完璧主義、時間をかけるというのは質を追求するという点において成長を続けてきた要素であることは疑いようが無いと思います。

しかしながら、それに見合った形で効率良く価格を上げることがこれまでは出来なかったというのも事実としてあります。

最近の物価高はコストプッシュ型のインフレと言われてますが、日本企業もより効率的に値上げにつなげられる商品やサービスを開発していくことが求められるのではないでしょうか。

また、日本国民自身も外国人に倣ってもう少し寛大になる方が良いのかもしれません。

日本人同士で足の引っ張り合いをしても海外に後れを取るだけで、もったいないような気がします。

話は逸れてしまいましたが、今週も将来への資産形成に向けて前向きに頑張りましょう!

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

日銀いよいよETF売却開始発表(2025.9/21)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の金曜日9月19日の日銀金融政策決定会合ではサプライズな発表がありました。

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金利引き上げを見送ることは大方の予想どおりでしたが、併せて、ETF(上場投資信託)とJ-REIT(不動産投資信託)を売却する方針を決定しました。

2024年3月に新規買い入れが終了したETFですが、当時はここから出口となる日銀のETF売却動向には警戒しないといけないという意識が確かにありました。

ただ、月日が経つにつれてその意識は徐々に薄れていき、最近では日経平均の最高値更新や日米の金利動向に意識が向けられていました。

その中でも当事者(日銀)はさすがにETF売却のタイミングについて気にかけておられたということです。

今後のETF売却ですが、簿価にして年間3300億円程度のペースで実行されるということで、単純計算では100年以上かけての売却になります。

個人的には売却にかける具体的な期間やボリューム等が見える化したこと、および、売却ペースから考えて影響は軽微なものになるだろうと見込まれることから好感しています。

あとは個人投資家の方々がこの日銀の決定をどう受け止めるのかが気になるところです。

ここから日経平均が一気に下げるなら追加投資をしたいと思いますし、じわ下げならしばらく様子見です。

ただ、日銀発表直後の株価を見ますと下げるには下げましたが、迷いがあるように見えますし、ここからどのような調整が入るかです(笑)

せっかくなら大きく調整して買い場が訪れることを期待したいです。

最近は「押し目買いに押し目なし」の状況が続いてましたので…(^_^;)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

日本人のマインドは変化するのか⁈(2025.9/15)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価は連日最高値更新を続ける非常に強い相場でした!

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石破首相が自民党総裁辞任を発表したことで日経平均株価が上がるというのはちょっと寂しい感があります。

ただ、日本株の保有比率の高い方々にとっては資産残高が膨らむ傾向にあり、喜ばしいことでもあります。

この調子でじわりじわりと上がれば良いですが、今月や来月のどこかで調整が入るでしょうか⁈

それにしても最近は日経平均のみならず多くのリスク資産が高値を更新しており、いよいよ日本もインフレですという声が多くなってきたように感じます。

国内の定期預金もこれまでの何倍もの金利が付き始めていますし、さらに高い利回りの個人向け社債等も新規発行されています。

つい先日も預け入れ金額○○○万円以上といった条件の結構高いハードルで、高めの金利の定期預金が地元の銀行からキャンペーンとして販売されてましたが、銀行が想定していた期間よりもかなり早くに打ち止めになりました(笑)

タイミング良く少し副収入があったので、他からもキャッシュをかき集めればとも思いましたが、早々にキャンペーンが終了したことで、やはり自分には定期預金は縁がなかったのだと思いましたし、預金金利が高いと言っても配当利回りと比較するとまだまだ金利は低いため、あっさりと諦めもつきました。

それにしても、いまだに多くの日本人は預貯金大好きということがよく分かりました(笑)

ただ、そのキャンペーンはあまり広く広報されてなかったようですので、日本人の情報の感度や、現金をより良い預け先にという意識が高いことを裏付ける事例であるとも感じましたし、何よりもみなさん結構お金を沢山持ってるんだなとあらためて気付かされました。

その意味で、今後、日本円の価値が年々低くなっていることが広く理解されるようになると金融資産の流れは大きく変わるのではないかと思いました。

さて、例年、会社四季報夏号(青本)だけは買うようにしてたのですが、今年はバタバタして青本のことを気にする間もなくあっという間に時が過ぎてしまいましたので、2025年秋号(発売日は9月18日のようです)を買うかどうか迷っています。

トランプ関税の影響があった4月~6月の業績が反映されているので買っても良いかもしれません。

まだまだ暑い日が続きますし、また、株式市場も熱くなってきましたが、こんな時こそ冷静にいきましょ!

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

日本人の金融リテラシーは上がる⁈(2025.9/7)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今週はメジャーSQ日を迎えますので、日経平均が上げるにせよ下げるにせよ値動きが荒くなる可能性があります。

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先月お盆休み期間中に100株購入した個別株ですが、もう100株購入したい気持ちが変わらないままに今月を迎え、かつ、今月中に購入しておきたいがSQ日が近づくと買いづらいということで、先週一週間をかけて100株追加購入しました(笑)

私のようなキャッシュポジションの乏しい者にとって、1株から購入出来るのはありがたいです。

ネット証券が誕生するまでは、100株(=単元株数、昔は1,000株)以上からしか購入出来ず、いつも購入するタイミングに悩まされました。

しかも購入手数料が非常に高く購入時点で手数料分の含み損を抱える状態でした…(^_^;)

今は100株購入するにしても何日かに分けて購入することが可能であり、しかも手数料がかからないというのは何か得した気分です(笑)

さて、本日は日本人の金融リテラシーについて考えたいと思います。

1990年代のバブル崩壊以降の20年~30年間はデフレ時代が続いてましたので、結果的に預貯金の保有比率が高い日本人の金融リテラシーは高かったと言えるのかもしれません。

貯蓄から投資へと言われて久しいですが、それでも投資経験を持たないまま退職金やら相続やらでまとまった現金を手にした方々の中には感覚が麻痺して全額を株式投資等に突っ込んで大きな損失を抱えてしまったという記事を時々見ることがあります。

しかしながら、昨年から新NISAがスタートして、この新NISAでは年間360万円の投資が上限となっているため、必然的に分散投資になり、投資について考える期間や投資に慣れる機会を持ちながら中長期目線で投資していけるのではないでしょうか。

また、アーリーリタイアを考えていた方の中には、新NISAがスタートしたが故にもうひと頑張りして引退時期を延ばして新NISAの枠を埋めることに邁進されている方々もおられるのではないでしょうか。

その意味で株式投資に興味を持っておられる方々の金融リテラシーは今後上がっていくように思います。

それくらい私の中では新NISAの意義は大きなものなのですが、新NISAに対する考え方は人それぞれで国家の陰謀論めいたものまであり、新NISAは”絶対に”やってはいけないという方もおられるようです。

私の考えは全く逆で、国家は将来的に(今でも本音として)老後は「自己責任」をベースに考えており、新NISAを盾に私のような下位層にいる多くの国民を突き放すのではないかと懸念しています。

これまでは富裕層から多くの税金を徴収してそれを広く分配することから始まり、少子高齢化社会ではそれでは追っつかずに税負担の対象を広げて増税をやり続け、その結果として政治に対する不信を買い、何の手も打たないまま「自己責任」で逃げ切る姿を想像しています。

最近の国政選挙を見ても分かるように国民の政治に対する不信感は増しているようですが、にもかかわらず、日本円(現預金)の保有率が高いままというのは、いかにも日本人らしいのかもしれませんね…(^_^;)

国の制度を利用するもしないも人それぞれですが、どちらにしてもよく考えて行動することが大事だと思います。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。