皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今週はメジャーSQ日を迎えますので、日経平均が上げるにせよ下げるにせよ値動きが荒くなる可能性があります。
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先月お盆休み期間中に100株購入した個別株ですが、もう100株購入したい気持ちが変わらないままに今月を迎え、かつ、今月中に購入しておきたいがSQ日が近づくと買いづらいということで、先週一週間をかけて100株追加購入しました(笑)
私のようなキャッシュポジションの乏しい者にとって、1株から購入出来るのはありがたいです。
ネット証券が誕生するまでは、100株(=単元株数、昔は1,000株)以上からしか購入出来ず、いつも購入するタイミングに悩まされました。
しかも購入手数料が非常に高く購入時点で手数料分の含み損を抱える状態でした…(^_^;)
今は100株購入するにしても何日かに分けて購入することが可能であり、しかも手数料がかからないというのは何か得した気分です(笑)
さて、本日は日本人の金融リテラシーについて考えたいと思います。
1990年代のバブル崩壊以降の20年~30年間はデフレ時代が続いてましたので、結果的に預貯金の保有比率が高い日本人の金融リテラシーは高かったと言えるのかもしれません。
貯蓄から投資へと言われて久しいですが、それでも投資経験を持たないまま退職金やら相続やらでまとまった現金を手にした方々の中には感覚が麻痺して全額を株式投資等に突っ込んで大きな損失を抱えてしまったという記事を時々見ることがあります。
しかしながら、昨年から新NISAがスタートして、この新NISAでは年間360万円の投資が上限となっているため、必然的に分散投資になり、投資について考える期間や投資に慣れる機会を持ちながら中長期目線で投資していけるのではないでしょうか。
また、アーリーリタイアを考えていた方の中には、新NISAがスタートしたが故にもうひと頑張りして引退時期を延ばして新NISAの枠を埋めることに邁進されている方々もおられるのではないでしょうか。
その意味で株式投資に興味を持っておられる方々の金融リテラシーは今後上がっていくように思います。
それくらい私の中では新NISAの意義は大きなものなのですが、新NISAに対する考え方は人それぞれで国家の陰謀論めいたものまであり、新NISAは”絶対に”やってはいけないという方もおられるようです。
私の考えは全く逆で、国家は将来的に(今でも本音として)老後は「自己責任」をベースに考えており、新NISAを盾に私のような下位層にいる多くの国民を突き放すのではないかと懸念しています。
これまでは富裕層から多くの税金を徴収してそれを広く分配することから始まり、少子高齢化社会ではそれでは追っつかずに税負担の対象を広げて増税をやり続け、その結果として政治に対する不信を買い、何の手も打たないまま「自己責任」で逃げ切る姿を想像しています。
最近の国政選挙を見ても分かるように国民の政治に対する不信感は増しているようですが、にもかかわらず、日本円(現預金)の保有率が高いままというのは、いかにも日本人らしいのかもしれませんね…(^_^;)
国の制度を利用するもしないも人それぞれですが、どちらにしてもよく考えて行動することが大事だと思います。
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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。
ではでは。