黒字リストラの未来⁈(2025.10/26)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

引き続き先週も高市トレード真っ只中です(笑)

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さて、本日は自身の経験を踏まえて近年話題になっている黒字リストラについて考えたいと思います。

昔は黒字倒産という言葉が流行ったと思いますが、近年は黒字リストラという言葉を耳にするようになりました。

会社が好業績にもかかわらず、事業の整理やスリム化による人員整理のために希望退職を募るというものです。

これまでは不景気で会社の業績悪化により立ちいかなくなってから少し手遅れ的に人員整理に踏み切るケースが多かったです。

これは日本の法律が解雇規制に厳格で、明確な解雇理由を必要としていることも大きいです。

しかし、最近は企業もこれまでの反省から、また、労働人口減少に伴うDXやAIの進化により、本当に必要な人材だけで事業を運営出来るように取り組み始めています。

また、会社が好業績ということは希望退職者の募集に際して割増退職金という形で従業員に報いるだけの余力があるのも大きく、会社も従業員もWin-Winの関係を築くことが出来ます。

従業員は従業員で、この割増退職金を足掛かりに次のステップに進みやすくなりますし、FIREやセミリタイアを検討している人なら希望退職に手を挙げる理由としては十分です。

従業員の中には年老いてから退職金をもらうより、若いうちに退職金をもらって、自分で運用するほうが良い結果を出せるという猛者もおられるでしょうし、さらに退職金が多めに上乗せされるなら、そのメリットはかなり響くことになるでしょう(笑)

その一方で、たとえ希望退職した後、働き続けるにしても、家族も含め自分の身は自分で守るしかないことをあらためて強く認識し、資産運用に取り組まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も、今のように転職が当たり前の時代ではなかった頃に自己都合で退職し、その後に株式投資を始めましたが、その退職に伴う生活不安が投資をはじめるきっかけのひとつになったと思います。

希望退職に手を挙げた方のうちの何割かが、その割増退職金のうちの何割かを投資に向けるだけでも結構な金額が投資に回るように思います。

私の若い頃のように生活に困窮している状態で、薄給の中からなけなしのお金を投資に回していたのとは、わけが違います(笑)

こじつけかもしれませんが、米国では国民が株式投資に熱心なのも雇用の流動性と関係があるような気がします。

日本人の国民性からも欧米人には決して引けを取らない優秀さを兼ね備えていると思いますので、将来、気が付けば日本も投資大国になっているかもしれませんね(笑)

そんな未来も想像しながら、懲りずにちまちまと弱小投資を継続し続ける今日この頃です…(^_^;)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。