セクターローテーションキター!(2025.11/16)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価は5万円辺りで落ち着いてる様子です(笑)

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また、先週は多くの企業で決算発表(3月決算法人なら中間決算発表)があり、これを受けて個別銘柄の株価は悲喜こもごもといった感じでしょうか。

さて、私の保有銘柄のひとつに明らかに良くない(減収減益の)中間決算発表をした企業があり、通期見込みは強気で発表されていたものの、その株式購入時当初の思惑が外れたと判断して、その銘柄の株式は全て(と言っても100株だけですが…(^_^;))売却しました。

ここ数年、生活費の必要に応じて投資信託の売却はしていましたが、個別銘柄の売却をしたのは本当に久々で、コロナ禍の時以来です。

今回、売却した国内個別株は(私の曖昧な記憶では)確かコロナ禍が始まった頃に購入したもので、サテライト的に将来の成長を期待して5年間程持ち続けていました。

売却のきっかけは先週の中間決算の結果でしたが、年末に近づき、年初からこれまでの投資信託の売却益と株式等の配当金の源泉税が(もったいないと)気になっていて、損益通算を意識していたことも大きかったです。

機関投資家と違い、個人は長期的な視野で資産運用を続けられますが、それでも含み損を抱えた銘柄を保有し続けるのは、やはり気分の良いものではありません…(^_^;)

その意味でも精神衛生上良かったかもしれませんし、今回の売却によるキャッシュと源泉所得税等の還付金は生活費(年末年始は何かと入り用ですので…)の足しにしたいと考えています(笑)

私の話はこれくらいにして、最近の日本株の動きを振り返りたいと思います。

これまで日経平均を大いに牽引してきたAI関連銘柄が(株価が上がりすぎたこともあり)好決算かどうかにかかわらず、利益確定により売られる傾向にあり、その資金がどうやらこれまであまり注目されてこなかった出遅れ銘柄に振り向けられているようです。

そのため、日経平均が下げてもTOPIXは上げていたり、銘柄数だけ見ると値上がり銘柄の方が多い日が目立つようになってきました。

この恩恵を受けているかどうかは、その個人投資家が取っているスタンスによって人それぞれですが、これまでの一部の銘柄だけ上げ続けている時よりも浅くではありますが、より多くの方々にその恩恵がいきわたっているのではないかと思われます。

これは日本の株式市場にとっては好ましいことで、ましてや消費が膨らむ年末年始に向けても期待が高まります(笑)

また、過熱警戒感の出てきた銘柄が株価下落により冷やされることで、特に投資初心者の方々もリスクの取り方等について冷静になれるのではないでしょうか。

最近、日本のマーケットそのものが成長と成熟を併せ持つようになってきたと感じるのは私だけでしょうか…(^_^;)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

ホッとひと息(笑)(2025.11/9)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週は日経平均株価の値動きが激しい一週間でした…(^_^;)

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先々週の上昇があまりにも急激過ぎたので、大きな下落にもホッとしているのは私だけでしょうか…(^_^;)

日経平均が5万円台になったことで、2,000円くらいの下落や上昇は金額だけ見れば大きく感じられますが、率にすれば5%にも満たないので、それほど大きいものでないと思います。

今から日本株への投資を始めようと考えておられる方は、日経平均が1日で2,000円くらい上げたり下げたりするのがフツーにあるということを意識しておく必要があります。

最近の日経平均の値動きはAI関連のソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンの3銘柄が引っ張っていて、その影響を受けていない銘柄も数多くあります。

ただ、米国株が大暴落した時にその影響を受けて途上国の株式も大暴落するように、もし日経平均が大幅下落した場合は上記3銘柄以外の多くの日本株も影響を免れることは難しいのではないでしょうか。

そのため、ここから個人投資家に求められるのは、胆力、銘柄選びの精度、売買タイミング、そして、無理しすぎないことかと思います。

銘柄選びについて言えば、長期的に耐え得るもの、そして、下げればむしろ買い増したいと思えるものを購入することが重要かと思います。

私の場合、特定口座においては、成長株にも注目していますが、最近の水準では買いづらくなっています。

そのため、成長株だけでなくディフェンシブ株も含め、少し間口を広げて今後の購入銘柄を検討中です(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

祝!日経平均株価5万円!(2025.11/2)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週は日経平均株価が初めて5万円を超える記念すべき日となりました。

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米国ではFRBの利下げが好感され、さらに、日本では日銀の金利据え置きが景気敏感株にとっては好材料になり、先週末の日経平均終値は52,411円まで上昇しました。

ここまで一気に駆け上がった感のある日経平均株価ですが、日本人投資家の多くがこの急激な上昇に追いつけてないのではないでしょうか。

というのも、好調なのは、データセンター関連、防衛関連、半導体関連、エネルギー関連等、一部の銘柄が日経平均を牽引しており、蚊帳の外に置いていかれている銘柄も多いからです。

私の場合は保有資金の大半を日本の個別株に投じていますが、このような地合いの良い相場環境の中にあっても、下落している銘柄も少なくありません…(^_^;)

恩恵に与る銘柄が限られているのは、日本人投資家全体の中で賢明な投資家が増えたことのあらわれではないかと思います。

投資家の目が肥えた成熟した株式市場では、何でもかんでも上がり続けるのではなく、将来期待される銘柄が買われ、そうでない銘柄は見向きもされないようになると思います。

だからこそ、上場企業も投資家に関心を持ってもらえるよう努力し続けなければならなくなりますし、資産をより有効活用するようになるでしょう。

先日も企業が従業員に対して厳しい姿勢をとるようになってきたという黒字リストラの話をしましたが、もとを正せば投資家が企業に対して厳しい目を持つようになってきたからではないでしょうか。

この緊張感のある関係性というのはバブル経済の頃にはなかったものであり、今後、日本が発展していくうえでも重要な要素のひとつと言えるかもしれません。

先週、日経平均が節目とも言える5万円を超えたわけですが、ここまでの道のりの中で幾度となくバブルだの暴落するだの言われてきましたが、このように常に警戒する声が出てくることも株式市場が成熟してきた証でもあると感じています(笑)

私自身、若い頃に経験した復活が困難とも言える負け組の状況と経済的に厳しい日々の生活の中で、常にインフレリスクに意識を向け続けてきたことを思い返すと、この日経平均5万円というのは、本当に感慨深いものがあります。

このブログを見ていただいている方々の中にも個人投資家の方が多くいらっしゃるかもしれませんが、日経平均5万円の捉え方は人それぞれだと思います。

ただ、私にとっては、日本人のマインドが変わるかもしれないと期待させるような、それほどインパクトのある金額のよう感じます。

これまで資産運用に全く興味を持ってこられなかった方々、それどころか毛嫌いされてきた方々にも、日本がこれまでとは少し変わってきたかもしれないと思っていただくきっかけになるような気がするのです。

自助努力を怠らず、世の中の流れをつかむことが出来れば、大きく踏み外す可能性は低くなるのではないでしょうか。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。