M&Aは諸刃の剣⁈(2025.11/24)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価は上下に大きく振れる値動きでした…(^_^;)

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以前にもお話ししたように値幅を金額ベースで考えると入りづらいですので、比率で考える意識が大切かと思います。

それと上にも下にも振れる可能性があるので、焦りやリスクの取り過ぎには要注意です。

資金が少ないと一発逆転を狙って大きなリスクを取りたくなるものですが、そういう時こそ冷静な判断が必要です。

私も若い頃には何度も痛い目に会いましたし、高い授業料も払ってきました(笑)

ただ、マーケットから退場しなかったおかげで、これらの経験を後々活かすこともできましたし、今から振り返ると授業料だったと割り切ることが出来るのです。

ですので、株式市場から退場を余儀なくされないようなリスクの取り方が重要になります。

王道である長期、分散、積立も資産運用を続けていく上でひとつの選択肢になり得ると思いますし、あるいは、自分に合う運用方法を見つけて、それを継続するというのも良いでしょう。

そのためには最初のうちは失敗しても良いので、それを将来に活かせるような失敗にすべきだと思います。

さて、話は変わりますが、ここ数年M&Aに関する企業の良くない面があぶり出されています。

つい最近ではM&Aを積極的に進めてきた大手優良企業に対する不適切会計の疑いや、少し前にはM&A仲介業者の粉飾決算などが取りざたされました。

M&A自体は時間を買うという点で効率的ですし、大きなM&Aを成功させて時価総額を大きく伸ばした大手優良企業もあります。

ただ、M&Aは買収側に目利き力が求められますし、買収後もその会社を成長させるだけの経営力が求められます。

M&Aによって株価が上昇する企業もあれば、大きく株価を下げる企業もあります。

特に近年では買収額も大きくなっており、それだけ株価への影響も大きく、投資家にもそれを見極める力が求められるようになってきました。

M&Aによって、ひっくり返る企業さえありますので、特に個別株を中心にやってる個人投資家はますます洞察力や見極める能力が必要な時代になりました。

みなさん切磋琢磨して頑張りましょう。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。