「謙虚にして驕らず」(2022.10/16)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週末は日経平均株価がポーンと勢い良く上がりました。(反発により853円の上げ。)

薄商いで値動きが軽く、上にも下にも比較的動きやすくなっているように思います。

また、難しい相場環境の中で、個人投資家はじっくりと様子見を決めることも可能ですが、機関投資家は何もしないわけにはいきませんので、少しでも利益を稼ぐために自ら相場を形成してくる可能性があります。

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さて、冒頭の「謙虚にして驕らず」ですが、ご存知のとおり、稲盛和夫氏が創業した京セラの経営スローガンであり、これは会社経営のみならず、有意義な人生を送る上でも重要な考え方だと思います。

その後には、「さらに努力を重ねる」「その努力を通じて魂を磨き心を高めていく」と続きますが、ここまでくると凡人の私には一回の人生ではとても到達できない神の領域のようにさえ感じてしまいます…(^_^;)

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私は資産運用においても謙虚さは必要だと思います。

たまたま地合いの良いときに株取引等を始めてビギナーズラックが続くと、それが自分の実力で勝っていると錯覚してしまうことがあります。

最初の頃は慎重に少額で取引していたのが、だんだん気が大きくなって使途の決まっている現金まで含んだ保有現金の大半を突っ込み、最終的に大きな損失を出して、結局は良くない印象だけを残して株取引をやめて(退場して)しまうということは往々にしてありがちです。

コロナショック以降に株取引を始められた方の中にも、そのような方がおられるかもしれません。

ただ、そのような経験があるからこそ謙虚さが身に付くこともありますので、こういう貴重な経験は無駄にしたくないものです。(だからこそ退場するのも選択肢のひとつではありますが…(^_^;))

私も20代から30代前半にかけて株取引を含む色々な金融取引で高い授業料を納めてきました(ビギナーズラックは無かったのですが…スケベ心が強過ぎました…)ので、今はその当時払った授業料が無駄にならないように気を付けています(笑)

ここ最近の株式相場にしても、常に相場の大きな流れを意識しながら、海外の機関投資家の餌食にならないように注意する必要があると思います。

機関投資家の動きを見極めながら上手く利食いしていく分には良いかもしれませんが、安易に機関投資家の動きに乗せられないよう気を付けなければなりません。

特に、あまり良い地合いとは言えない相場環境においては、無理をせず、驕らず謙虚に資産運用を楽しみましょう!

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。