景気よし不景気またよし(2022.12/11)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価は、米国のリセッションを意識しつつも、利上げ疲れやリセッション疲れといった感じで、買い意欲は残しつつ様子見といった風に見えました。

そのような中、中国のゼロコロナ政策に緩和の兆しが見え、世界中の投資家の期待感が高まっているように感じます。

ただ、台湾の問題を抱えている限りは、これまでのように中国が世界の工場となることは難しいかもしれません。

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ところで、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される予定で、大方の予想では0.5%の利上げが見込まれています。

米国の大手テック企業では大規模なリストラが断行されており、高騰が続いていた人件費も少しは落ち着きを取り戻すかもしれません。

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さて、冒頭の『景気よし不景気またよし』はご存知のとおり、経営の神様である松下幸之助翁の発言集に出てくる言葉です。

経営者は、景気が良い時はその恩恵を受けるため当然にプラスと考えますが、景気が悪い時、即ち、不況であってもこれを改革の転機としてプラスに考えられる経営者が良い経営者ということだそうです。

これは資産運用にも通じるものがあるように思います。

資産運用には攻めと守りがありますが、良い資産運用はその人の年齢や環境に応じた攻めと守りのバランスが取れていて、また、国内および海外の大きな流れに合わせたタイミングで資産を運用されているのではないでしょうか。

今年は難しい相場だったと言われていますが、来年もどうやら難しい相場が続きそうな予感がします…(^_^;)

私自身の今年のパフォーマンスが如何ほどか、あまり期待できそうにありませんので、来年は良い資産運用が出来ればと思います(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。