今年は日銀の動向に注目(2023.1/29)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週は全国的な大雪で交通網がマヒしてしまったようで大変でした。少なからぬ影響を受けられた方々は本当にお疲れ様でした。

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さて、昨年から値上げラッシュが続いていますが、1月23日には東京電力が家庭向け電気料金について、平均29.31%の引き上げを経済産業省に申請し、6月の適用を目指すそうです。

昨年は食料品等で5%~10%の値上げを行うというニュースをよく耳にしましたが、約30%の値上は相当なインパクトがあります。

地球温暖化で日本の夏は年々気温が上がっているように感じますし、節電するにも限界がありますので、もし値上がりしたとしても電気は利用せざるを得ない感があります…(^_^;)

エネルギー価格は高止まりの状態ですので、仕方ないと言えばそれまでですが、国が防衛費増額をと訴えているのと同じように我々庶民にも生活防衛費(税金や社会保険料の減額)が必要だと思うのですが…(^_^;)

その一方で、「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングは1月11日に国内正社員ら約8,400人を対象に年収を最大で4割引き上げると発表しました。

確かに日本は年々国際競争力が落ちている中で、給与年収を他の先進諸国に近づけていかないと外国人は昔のようにわざわざ日本に来て働こうとは思わないですし、日本の若者たちも海外へ出て稼ごう!となってしまいます。

柳井正会長兼社長はかなり以前から日本の競争力低下に警鐘を鳴らしておられましたので、相当な危機感を持っておられたその裏返しの判断なのかもしれません。

また、国は防衛費を法人税増税で賄おうといった議論をされていますので、法人税で持っていかれる前に企業内の待遇を良くしてより魅力的な企業にするといった企業の防衛策と言えなくもないです。

企業も個人も、以前のようには国に頼れなくなってきているという意識が芽生えてきているように思います。

その意味でも社会保険料等含め、せめてこれ以上は増税せずに、国家運営に携わっておられる優秀なブレーンの方々には日本経済の競争力と成長力を強化するための戦略にその頭脳をフル回転していただくことを期待したいものです!

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ところで、最近はキャッシュポジションが残り少なくなりましたので、ようやく落ち着いて仕事に集中出来ています(笑)

残りわずかの貴重なキャッシュについては買い時をじっくり待ちたいと考えています。

昨年は米国の連邦準備制度理事会(FRB)の動向を注視していましたが、今年はFRBも大事ですが、それよりも日銀の動向がかなり気になります。

国内長期金利は利上げが進んだところでせいぜい1%前後くらいまでではないかと個人的に考えておりますが、国内金利上昇は日経平均株価を押し下げる要因になりますので、利上げがどれくらい進むかを見極めたいと思います。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。