長期投資冥利に尽きる⁈(2024.5/25)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今週、多くの投資家が注目するエヌビディアの1Q(2-4月期)決算発表があり、売上高が前年同時期の3.6倍に増え、最終利益が前年同時期の7.3倍に増えるという結果で、市場予想を上回りました。

これを受けて、エヌビディア決算発表後の日本の半導体関連銘柄も連れて株価を上げましたが、翌営業日には利益確定売りにより、あっさりと値を下げました…(^_^;)

当のエヌビディアは10分割を発表して、米国の利下げが少し遠のいて警戒感が強まっている米国株式相場の中でも力強さが目立ちました。

最近、米国株は弱含むと見られる発言が聞こえるようになってきましたので、セルインメイとは言え、日経平均株価も上値が重いのではないでしょうか。

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さて、国内でも、東証が個人投資家にとって投資しやすい環境づくりのために望ましい投資単位として50万円未満という水準を明示したり、上場企業も新NISAを意識してか、株式分割するケースが増えてきました。

どこかの優良企業は25分割したということで、ちょっとした衝撃が走りました(笑)

私も、20年以上保有している個別株が分割を繰り返してくれたことにより、あらためて長期投資のメリットを享受できた話をしたいと思います。(以前に同じようなことを書いてたら、すみません…(^_^;))

20年以上保有しているといっても、その内の単元未満株以外の株式はおよそ20年くらい前、非常に生活が苦しかった時に生活費を工面する目的で全て売却してしまい、端株の12株だけが中途半端に手許に残ってしまいました。

(今でこそ端株も簡単に売買できる時代になりましたが)その当時、端株を処分するには手間がかかるため、ほったらかしにしており、預けている証券口座も普段使わない口座なので、それこそ全く見ない状態でした…(^_^;)

その個別銘柄は株式分割するにしても、1:0.1というほぼ分割とは言えないような株式分割を実施する銘柄でしたが、手許の12株が約20年間の時を経て数年前に100株を超える株式数に成長?したのでした(笑)

その個別銘柄は株主優待制度もあるので、気付けばキャピタルゲインと株主優待の両方を享受することが出来て、何かすごく得したような気分を味わいました(笑)

あまり株主優待目的で個別株を買うことはないのですが、棚から牡丹餅の形で株主優待が降ってきた時は何故かすごく嬉しかったのを覚えています。

半強制的に長期保有させられた個別株でしたが、結果的に長期保有のメリットを強く実感することになりました。

若い頃、私は同年代の方々よりも給与が大きく下回っていたということもあり、生活費を工面するために当時の保有株はほぼ全てを売却してしまいましたが、もし保有し続けていたら驚くほどの含み益が出ていたであろう銘柄もあります。

自ら選んだ道であり、その当時、決して贅沢をしてきたわけではない(むしろ同年代の方々よりも苦しく質素などん底生活でした…(^_^;))ので、当時の保有株を手放したことに後悔はありませんが、もしこのブログを見ていただいている方の中で、何となく(理由もなく)保有株を手放すことを考えておられる方がおられたら、あらためてその企業の業績や将来性等も見ながら長期保有の選択の有無を検討されてはどうでしょうか。

何が正解かはその時には分かりませんが、経験を積み重ねていくことにより、自分なりの正解が見えてくるように思いますので、金融商品を売るにしても買うにしても、事前に自分でよく考えることは有意義だと思います。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。