スタグフレーション始まるか⁈(2022.5/29)

まだ5月なのに暑いです!

それに比べて株価は冷え込んでいます (^_^;)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

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様々なところで、物価が上がりそうです。

食料品、資源、半導体、建築資材、輸送費、等々、値上がりしそうなものを挙げればキリがなく寒気がします (^_^;)

そのような中でも賃金はあまり上がらないように思います。

それは国が雇用の無期化や定年延長といった負荷を民間企業に対して半ば強制していることも影響していると思います。

民間企業にすれば、固定費の増加につながり、核となる優秀な人材は高給であっても雇うけれども、そうでなければ積極的に雇用を増やすことは難しいのではないでしょうか。

極論になってしまいますが、優秀な人材以外は少々高くてもアウトソースすることによって固定化を避けるようになるかもしれません。

国の政策によって、雇用はよくなるどころか、逆に悪くなることも考えておく必要があるのではないでしょうか。

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努力義務ではありますが、70歳まで雇用するというのは、雇用する側・される側ともに本当に民意を反映していると言えるでしょうか。

若者たちからFIREという生き方が支持されている中で、老体に鞭打ってまで働き続けることが本当に幸せと言えるでしょうか。

少子高齢化が深刻ですが、若い方々が未来に幸せを感じられる社会にしなければならないように思います。

そして、若い方々が増え続ける国になって欲しいと思います。

現在の状況がこれまでの政策の結果生じた事実であることは確かですので、そろそろ真剣に過去を検証すべきではないでしょうか。(時すでに遅しかもしれませんが、このまま惰性に流されていては良くないように思います。)

それでは、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

ではでは。

運を味方にしましょ⁈(2022.3/20)

みなさんは運を気にされますか?

私がこれまでお世話になった経営者の方々の中にはすごく運を気にされる方もおられれば、全く気にされない方もおられます。

ただ、ご本人が気にされるか気にされないかにかかわらず、成功しておられる方の多くは運にも恵まれていると思います。

中にはすごい強運の持ち主と思われる方もおられ、本当に信じられないことが起こることを目の当たりにしたこともあります。

私は資産運用にしても仕事にしても運というものが少なからず影響していると思います。

そこで、本日は運について書かせていただこうと思います。

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脳科学者の中野信子先生がインターネット上で「運が良いとは」をテーマにお話をされていましたので、ご紹介させていただきます。

中野先生は運を良くするためには、運の良い人と付き合うようにしなさいと言われています。

確かに多くの人は、少なからず付き合う人から影響を受けると思います。

自らが幸運を作り出すくらい、あるいは、運などというものには全く左右されずに、突き抜けて優秀な人もいるとは思いますが、それはごく限られた一部の人だけだと思います。

多くの人たちは能力に多少の差はあってもほとんど変わらないいわゆる普通の人ではないでしょうか。

そうであれば、運が良い人が身近にいる方がその逆の場合よりも良い影響を受けやすいと言えるのではないでしょうか。

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中野先生は「運が良い思考パターン」と「運が良い人の特徴」について話をされています。

私は「運が良い思考パターン」は資産運用に活用したいと思いましたし、「運が良い人の特徴」は仕事に活用したいと思いました。

先ず資産運用で活用したい「運が良い思考パターン」は次の2つです。

①.外向性:外(そと)のことによく気が付き、また、自分自身を客観視できる。チャンスを見つけやすい。

②.開放性:新規探索性。新しいものを受け入れる。チャンスがあるところに目が向いている。

続いて仕事で活用したい「運が良い人の特徴」は次の5つです。

①.外向性

②.開放性

③.プレッシャーに強い:プレッシャーを跳ね除けるトレーニングで身に付けることが出来るそうです。タイムプレッシャーに強くなる訓練等。

④.自己肯定感が強い:これがあると他人との関係性をつくるのが上手い。

⑤.楽天的である:一番のベースになるもの。楽天的な人のそばにいることで身につけやすい。

運頼みに終始するのはどうかと思いますが、運も実力のうちと言われるように、運の良しあしは決して侮れないと思います。

以上のことから、運の良い人の周りにいる人は運が良くなる傾向にあり、運の良い人はさらに運が良くなるという好循環が生まれるような気がします。

出来ればこれを読んでいただいているみなさんも私も、そして周りの人たちも、この好循環により幸福になることを願っております。

それでは、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

ではでは。

ポートフォリオに自己投資も追加しとく?(2022.3/13)

今年に入りアメリカの物価の大幅上昇からFRBによる利上げ懸念、さらにはウクライナ情勢による物資の供給不足の問題が長期化する懸念もあり、金融市場はまさに混沌としています。

このような状況において、予想屋のごとく一発勝負することを考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。

私も若い頃なら、よく人生逆転を考えていましたので一発勝負に出たかもしれません。おそらくその可能性は高かったのではないかと思います(笑)

しかしながら、大きな冒険をできるほど私も若くはないので今は静観を貫く予定です。キャッシュポジションがほとんどないということも大きいのですが…(^_^;)

とは言え、積立投資は継続中です。

さて、今日は自己投資について私の考えを書かせていただきます。

前回も書きましたが、これまで以上に、金融資産への投資だけでなく、自分自身への投資も考えなければならない時代に入った可能性があります。

特に若い方々はこれから先の人生が長いため、あらゆるケースを想定しておく必要があるのではないでしょうか。

FIREを目指して頑張っておられる方やもう既にFIREを達成された方は、人生の最期までFIREを貫き通せれば問題ありませんが、特に若い方については将来の人生が長いだけに想定外の事態が起こる可能性も高いと言えます。

また、若い人ほど、自己投資すれば投資回収出来る年数も長いため、費用対効果が大きいと言えます。なお、ここで言う投資とは資金の投資だけでなく、時間の投資も含みます。

個人的には若い時の1年は100万円以上の価値があると思います。もし若い頃に戻れるならば1年間(1歳)につき100万円以上払う価値があるのではないかと思います。それくらい若さには大きな価値があると思います。

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私自身、若い時はほとんどお金がありませんでしたが、今と比べて時間はありました。

時間の無駄遣いは若者の特権だと思います。その時は無駄だと思っていたことが、意外にも将来に活きてくることがありますので、まずは前向きに考えてみることが必要ではないでしょうか。

さらに、失敗も若者の特権だと思いますので、失敗を恐れずに挑戦することが大切だと思います。

また、ある程度の年齢になって資金的に余裕があるケースでは、自己投資するにしても逆に張り切りすぎない方が良いように思います。

先ずは自分の強みを知り、その強みを最も活かせて、最大限に生産性を上げるにはどのような選択肢があるのか、また、果たしてその強みをブラッシュアップする必要があるのかないのかといったことを考えることは有意義だと思います。

それと若い時には気付きにくいのですが、健康への投資はかなり重要だと思います。

長生きすることで、金融資産については複利効果が大きくなりますし、健康な時の方が人的資産についてもパフォーマンスを上げやすいと思います。

非常事態に陥ってしまうと余裕がなくなると思いますので、少しでも余裕のあるうちに、あらゆる資産(自分・金融・時間 等々)について、如何に大きなパフォーマンスを上げられるかを是非とも考えましょう!

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

FIREのハードルが上がるかも⁈(2022.3/12)

ウクライナ情勢の行方が全く見えません。

これまで想定外のことが起こってきましたが、これからも想定外のことが起こっても不思議ではありません。

報道等により日本人が常識と考えていることが全く通用しない人々が実際に存在していることを目の当たりにしています。

新型コロナが中国やヨーロッパで流行り始めた2020年2月頃に、新型コロナの感染が世界で数億人規模にまで拡大し、これだけ長期間に渡り新型コロナと共存しなければならないことをどれくらいの方が予想出来たでしょうか。

今回のウクライナ情勢の影響についても多くの日本人が現在予想しているよりもかなり悪化する可能性があるかもしれないと想像しておくことは重要だと思います。

例えば現実的な問題としてスタグフレーションもそのひとつです。

これまでロシアから資源や食糧等の輸入の多くを頼ってきたヨーロッパの国々はスタグフレーションに陥る可能性があります。

ここ一週間においても資源や食糧の相場の値動きが一段と激しさを増しています。

今後、情報そのものについて真偽の判断が難しくなっていくと思いますし、投機筋が仕掛けることも多くなっていくように思います。

こういう時は投資について考えても無駄なので考えないという選択もあるのかもしれませんが、思考停止に陥ることは危険だと思います。

私はこれまで資産運用についての目的をFIRE達成ではなく、むしろ生活防衛的に考えてきました。

おそらくFIREを目指しておられる方は私の考えに対してあまり肯定的でないかもしれませんが、分散投資という意味でアセットアロケーションとポートフォリオという運用スタイルについてのメリットを知っておくことは無意味ではないと思います。

以前にも投稿しましたが、私は若い頃に個別株で大きな損失を出し、素人が気軽に手を出して勝てるような甘いものではないことをその時に痛感しました。

そのようなこともあって、それからはアセットアロケーションをどうするかを最初にじっくり考えて、それに従った分散・積立投資をある程度まとまった年数の間、機械的に続けました。

これにより、否が応でも資産の大きな値動きが見えるようになったので、数年前からは逆に積立のウエイトを減らして、再び個別株に回帰している状態です。

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確かに昨年のピーク時と比較してかなり下げた銘柄もあるにはありますが、若い頃と違って狼狽売りすることはなくなりました。

最近は感覚で資産運用するようになったと思いますが、自分のスタイル(というよりもズボラな性格)に合った銘柄を感覚的に選択しているのかもしれません(笑)

もし、今後スタグフレーションになるようなことがあれば、おそらくFIRE達成のハードルはますます高くなるでしょう。

というより、そもそも普通に生活すること自体のハードルが上がります。

その意味においては資産運用も大切ですが、これまで以上に自己投資が重要な時代に入ってきたのかもしれません。

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

どうなるの⁈ 年金と定年!

最近、労働環境の変化が激しいように感じます。

メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用、45歳定年論争、週休三日制、黒字企業の早期退職制度、高度人材に特化した新卒採用、積極的な副業の推奨等々。

これまでは国民も企業も、何となればある程度は国が面倒を見てくれるのではと淡い期待がありました。

しかし、加速度的に少子高齢化が進み、これに伴い経済での日本の国際競争力が低下し、国自体が危うくなりつつあるように思います。

それを如実に表すかのように年金支給開始年齢を65歳とし、企業に対しては65歳定年を求め、努力義務として70歳定年を言われていることから、果たして年金支給開始が70歳?までも見え隠れしています。

また、有期雇用から無期雇用への半ば強制的な転換(当然ながらこれまで同様に雇用維持を保障)を求めたり、賃金アップを求めたりと、国はいよいよ自らの責任を負い切れず、企業に負担を強いているようにさえ見えます。国は企業のみならず、国民に対しても老後資金2,000万円問題を課したり、さらには自助を求めるとさえ公言しているほどです。

このような急激な変化により、企業側も生き残りがかかっているために安易な正社員採用を躊躇することとなり、また、定年が高齢化するとなれば賃金アップも歯止めがかかり、そのコストを希望退職の際の原資として取っておくという発想になるのは仕方ないかもしれません。

こうした状況の中、個人においては若い方々を中心にFIREという言葉に象徴されるように国にも企業にも大きな期待は持てないという風潮すら生まれてきました。

中高年にとっては全くハシゴを外された状況ですが、このまま嘆いていても結局は我が身に降りかかるだけですので、何とかしなければなりません。

最近話題の『ライフシフト2』という本では、「マルチステージ」「年齢を自由に操れる」「人々や社会が直面する制度的な対処法」の3つについての行動戦略を各々が考えなければならないと言っています。

そのために、安定的な生活を送る上で不動産や金融資産といった有形資産はもちろん大切ですが、次の3つの無形資産「①生産性資産(スキルと知識、職業上の人脈、周囲からの評判)」「②活力資産(肉体的・精神的な健康、人生のバランス、自己再生の友人関係)」「③変身資産(変化への対応力、多様な人的ネットワーク)」を各々が高めて上手く活用していくことが肝になります。

今後、国も企業も個人も時代の変化に合わせて上手く舵取りをしていかなければ、明るい未来はますます遠くへ離れていくのではないでしょうか。

それでは、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

ではでは。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略

LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略

趣味で働けないかなぁ?

最近、若い方々がFIREを目指しておられるという話を聞くことが多くなりました。

私が若かった時もアーリーリタイアという言葉はありましたが、超富裕層クラスのごく限られた方々だけが許されるようなイメージがありました。

一方で現在のFIREはもう少しハードルが下がり、頑張れば誰もが手の届くようなイメージがあります。

私も若い頃は仕事だけでなく、プライベートでやらなればならないこと、若い頃にしかできないこと等、もっと時間があればと思いましたし、今となっては結構空回りしていたように思います。

そんな中で、数年もの間、完全無職の時期がありました。

当時はそれまでに働いて稼いだなけなしの蓄えを食いつぶす生活で経済的自由とは程遠かったですが…(^_^;)

若い頃のホントに苦しかった無職のイメージが残っているせいか、積極的に無職になることについては個人的にあまり魅力を感じないのです。

確かに仕事はきついですが、仕事をしているおかげで経済の流れも身近に感じられますし、趣味の資産運用をする際にもメリットになっていると思います。

極論ですが、個人的に経済活動というのは大勢の人達の趣味が派生して成り立っているものと考えています。

趣味を極めた人々がプロであり、その成果を多くの人達が認めれば、大きな収入を得ることができます。

対価を得ているからにはもちろん真剣に取り組む必要はあると思いますが、仕事を趣味として考えることが出来れば、気持ち的に少しは楽に働けるでしょうし、FIREに固執することなく柔軟に考えることが出来て、心に余裕が生まれるのではないでしょうか。

それでは、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

ではでは。

普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門