【2914日本たばこ産業】みんな大好き⁈JT!(2022.2/11)

みなさんは株主優待はお好きですか?

成長株に化ける優待株の探し方

株主優待は日本独特の制度かもしれませんが、制度があるということはそれだけ株主優待が日本人の性格にマッチしているのでしょう。

JTは高配当株でありながら、株主優待(1年以上保有条件あり)もあるということで、国内個人投資家の方々にとっては嬉しい銘柄のひとつです。

桐谷さんの株主優待のススメ (単行本)

桐谷さんの株主優待ライフ

親父がヘビースモーカーだったのと、以前にお世話になった事務所のBossが超ヘビースモーカーだったということもあり、JTはすごく身近な存在でした。(ちなみに私は全く喫いませんので、商品そのものには興味なかったです… (^_^;) )

ただ、最近は世界的にSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」が叫ばれる中でJTは少々後ろ向きに見られているところがあります。

さらに、新型コロナウイルスが流行り始めた頃は煙草消費量の減少を連想させるとともに、実際に業績も悪化し、減配まで実施されたこともあって、じりじりと株価下落が続き、気が付けば2017年の株価から比べて半値くらいまで下がりました。

最近は若干の戻りもありますが、増配等何かの材料が無ければしばらくヨコヨコの展開が続くような雰囲気です。

しかしながら、JTは昨年2月9日に国内たばこ事業のリストラを発表しました。

社員1000人の希望退職の募集や九州工場等の閉鎖により2022年3月までをめどに3000人規模の人員を減らすという業績改善に向けての手を打っています。

昨年10月29日に発表された2021年12月期3Q業績(累計)の決算短信では、売上高:1,766,075百万円(前期比110%)、営業利益: 480,696百万円(前期比123%)となっており、売上高の伸びに比べて営業利益の伸びが大きくなっています。

昔から「ピンチはチャンス」とよく言われますが、JTは新型コロナウイルスによって従来までのジリ貧の状態から利益体質の企業に生まれ変わったのではないかと思います。

上記リストラによる退職金の上乗せやら工場閉鎖に付随するコスト等で、すぐには業績に表れないかもしれませんが、中長期で見れば良くなっていくのではないでしょうか。

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2月14日には通期の決算発表が予定されていますので、着地がどうなったのか楽しみです。(JTからのバレンタインになると良いですね!)

株価(2022.2/10現在):2,357円、PER:12.68倍、PBR:1.50倍

2021年12月期業績予想 売上高:2,280,000百万円(前期比108%)、営業利益:478,000百万円(前期比101%)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

JTの変人採用 「成長を続ける人」の共通点はどこにあるのか

【6758ソニーグループ】未だ買えないがチャンスがあれば…(2022.2/6)

先週2/2(水)にソニーグループ2022年3月期3Qの決算短信が発表されました。

2022年3月期3Q業績(累計) 売上高:7,657,527百万円、営業利益:1,063,710百万円

ということで、なんと3Q時点で営業利益(累計)が1兆円を超えました!

通期営業利益予想も上方修正しました!

ソニーグループの強みは映画や音楽、そして、イメージング&センシング・ソリューション等々、利益率の高い事業をバランス良く展開していることだと思います。

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今年1月4日には「2022年春にソニーモビリティ設立により、電気自動車の事業化を検討する。」と発表しました。

それ以前に実際開発した電気自動車を披露しましたが、その時点では事業化は無いだろうと思いましたので、今回の発表は大きなサプライズです!

米アップルが既にアップルカーを開発中であり、電気自動車の動向について今後ますます目が離せなくなりました。

電気自動車はこれまで脱炭素が目的の中心にあり、消費者目線で考えるとあまり大きな魅力を感じませんでしたが、ソニーEVは電気自動車プラスαの部分に大きな可能性を感じますし、ワクワク感があります。

ソニーグループはこれまでハードとソフトの両方で高い実績を上げた数少ない企業のひとつだと思いますし、電気自動車という非常に大きな市場に参戦することでどこまで成長するのか、それだけでも楽しみです。

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その一方で、米マイクロソフトが、今年1月18日に米ゲームソフト会社のアクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7兆8700億円)で買収すると発表しました。

この影響もあってか、翌日にはソニーグループの株価が約12%も下落しました。

ただ、GAFAM(今はGAMAM?)が狙う業界ということは裏を返せばそれだけ魅力がある業界と言えるのではないでしょうか。

ソニーグループ株欲しいですが、まだまだ高くて買えません…。

手許の現金ポジションが全く無いのです…( ;_;)

株価(2022.2/4現在):12,600円、PER:18.16倍、PBR:2.11倍

2022年3月期業績予想 売上高:9,900,000百万円(前期比110%)、営業利益:1,200,000百万円(前期比123%)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

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【4452花王】配当貴族!花王を買おう?(2022.2/5)

いきなりの駄洒落、失礼いたしました (-_-;)
国内で“配当貴族”と聞いてすぐに思い浮かぶ銘柄と言えば「花王」ではないでしょうか。
今週2/3(木)、花王の決算短信の発表があり、2022年12月期の年間配当が4円増配(予想)ということで、33期連続増配になる見通しです。
1990年3月期の年間配当7.1円から始まり、2021年12月期の年間配当が144円、2022年12月期は年間配当が148円(予想)ということで、この間に年間配当金が約20倍になったという計算になります。
日本のバブル崩壊後「失われた30年」とよく言われますが、この間に賃金はほとんど上がることなく景気は低空飛行を続けたままです。
しかも、預金金利は1年ものの定期預金で、1990年は4%台半ば〜6%台前半を推移していたのが、今や0.01%にも満たない、ほぼゼロのような状態です。
花王は30年程の間に配当金が約20倍になったのです!
これが資本主義経済の面白いところでもあり、恐ろしいところでもあります。
日本はこれまで過去の栄光に甘んじてきたわけではないでしょうが、具体的な数字を見ますと本当に考えさせられます。
過去には「貯蓄から投資へ」と言われていたこともありましたが、それも一過性の形ですぐに萎んでしまいました。
もちろん利子や配当が全てというわけではありませんが、過去から現在に至るまでの金利の推移を見ますと、何とも言えない諦めや妥協に似た感情が渦巻いているようにも思えるのです。
あるいは、周りのみんなが何となく納得しているようなので…という自分に都合の良い解釈をしているように思えてならないのです。
花王の配当の話から思わぬ方向に脱線してしまいましたが、みなさんは今後資産をどのように活用されますでしょうか。

株価(2022.2/4現在):5,366円、PER:21.73倍、PBR:2.63倍
2021年12月期業績 売上高:1,418,768百万円(前期比102%)、営業利益:143,510百万円(前期比81%)
なお、営業利益の悪化原因ですが、世界的な原材料価格の高騰や物流の混乱によるものです。
今後、商品への価格転嫁をスムーズに行えるかどうかが、現在低迷している株価の上昇転換へ向けての肝になりそうです。

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

世界一やさしい 株の教科書 1年生

どうなるの⁈ 年金と定年!

最近、労働環境の変化が激しいように感じます。

メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用、45歳定年論争、週休三日制、黒字企業の早期退職制度、高度人材に特化した新卒採用、積極的な副業の推奨等々。

これまでは国民も企業も、何となればある程度は国が面倒を見てくれるのではと淡い期待がありました。

しかし、加速度的に少子高齢化が進み、これに伴い経済での日本の国際競争力が低下し、国自体が危うくなりつつあるように思います。

それを如実に表すかのように年金支給開始年齢を65歳とし、企業に対しては65歳定年を求め、努力義務として70歳定年を言われていることから、果たして年金支給開始が70歳?までも見え隠れしています。

また、有期雇用から無期雇用への半ば強制的な転換(当然ながらこれまで同様に雇用維持を保障)を求めたり、賃金アップを求めたりと、国はいよいよ自らの責任を負い切れず、企業に負担を強いているようにさえ見えます。国は企業のみならず、国民に対しても老後資金2,000万円問題を課したり、さらには自助を求めるとさえ公言しているほどです。

このような急激な変化により、企業側も生き残りがかかっているために安易な正社員採用を躊躇することとなり、また、定年が高齢化するとなれば賃金アップも歯止めがかかり、そのコストを希望退職の際の原資として取っておくという発想になるのは仕方ないかもしれません。

こうした状況の中、個人においては若い方々を中心にFIREという言葉に象徴されるように国にも企業にも大きな期待は持てないという風潮すら生まれてきました。

中高年にとっては全くハシゴを外された状況ですが、このまま嘆いていても結局は我が身に降りかかるだけですので、何とかしなければなりません。

最近話題の『ライフシフト2』という本では、「マルチステージ」「年齢を自由に操れる」「人々や社会が直面する制度的な対処法」の3つについての行動戦略を各々が考えなければならないと言っています。

そのために、安定的な生活を送る上で不動産や金融資産といった有形資産はもちろん大切ですが、次の3つの無形資産「①生産性資産(スキルと知識、職業上の人脈、周囲からの評判)」「②活力資産(肉体的・精神的な健康、人生のバランス、自己再生の友人関係)」「③変身資産(変化への対応力、多様な人的ネットワーク)」を各々が高めて上手く活用していくことが肝になります。

今後、国も企業も個人も時代の変化に合わせて上手く舵取りをしていかなければ、明るい未来はますます遠くへ離れていくのではないでしょうか。

それでは、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

ではでは。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略

LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略

アゲアゲ相場の終焉か⁈

今週はFOMCで今年の利上げがどの程度になるのか具体的に示されず、かえって市場が不安に陥ったように思います。

今後のFOMCで果たして利上げが何回実行されるのか?

日本は金利が低い状態が長らく続いているため、金利は上がらないものと楽観的に考えがちですが、米国ではもっとシビアに考えられているようです。

そのため、外国人は日本のグロース株からも離れていっているように思います。

専門家の間でも今後の相場の動きに関しては意見が割れているようですが、このような状況下ではあまり積極的に動かない方が良いのではないでしょうか。

私はと言いますと、個別株につきましては昨年(2021年)の時点で国内も割高の銘柄が多く、昨年の年初から今月までわずかに買い増した程度で基本的に静観を続けています。

損切りもナンピンも乗り換えもせずにただただ静観あるのみです。

但し、積立投資の方はiDeCoの毎月の購入金額設定につきまして、これまで安全性重視で高めにしていた債券の比率を今年から低くして、より積極性重視の株式の比率を高くしました。

今後、株式相場が短期間で回復してもしなくても、また、ダラダラと下がり続けたり、あるいは暴落が起こるとしても、個人的にあまり気にしないと思います。(もちろん右肩上がりに上がり続けて欲しいですが…)

さあ、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

趣味で働けないかなぁ?

最近、若い方々がFIREを目指しておられるという話を聞くことが多くなりました。

私が若かった時もアーリーリタイアという言葉はありましたが、超富裕層クラスのごく限られた方々だけが許されるようなイメージがありました。

一方で現在のFIREはもう少しハードルが下がり、頑張れば誰もが手の届くようなイメージがあります。

私も若い頃は仕事だけでなく、プライベートでやらなればならないこと、若い頃にしかできないこと等、もっと時間があればと思いましたし、今となっては結構空回りしていたように思います。

そんな中で、数年もの間、完全無職の時期がありました。

当時はそれまでに働いて稼いだなけなしの蓄えを食いつぶす生活で経済的自由とは程遠かったですが…(^_^;)

若い頃のホントに苦しかった無職のイメージが残っているせいか、積極的に無職になることについては個人的にあまり魅力を感じないのです。

確かに仕事はきついですが、仕事をしているおかげで経済の流れも身近に感じられますし、趣味の資産運用をする際にもメリットになっていると思います。

極論ですが、個人的に経済活動というのは大勢の人達の趣味が派生して成り立っているものと考えています。

趣味を極めた人々がプロであり、その成果を多くの人達が認めれば、大きな収入を得ることができます。

対価を得ているからにはもちろん真剣に取り組む必要はあると思いますが、仕事を趣味として考えることが出来れば、気持ち的に少しは楽に働けるでしょうし、FIREに固執することなく柔軟に考えることが出来て、心に余裕が生まれるのではないでしょうか。

それでは、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

ではでは。

普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門

みなさんの趣味は何ですか?

最近の国内株式相場は本当に弱いですね…

私も含み益がどんどん減っているのが目に見えて分かります…(^_^;)

おそらくこの弱含みの相場はしばらく続くのではないでしょうか。

新型コロナから昨年までの株式相場は結果的にはボーナス相場だったように思います。

そして、今年に入ってからの弱含み相場が本来の相場であり、ようやく普通の相場に戻ったように感じます。

さて、みなさんの趣味は何でしょうか?

ここ最近の下落基調がいつまで続くか分からない中でも、趣味は「資産運用」と言える方は長期にわたって資産運用を続けていけるのではないでしょうか。

金融市場はプロもアマチュアも日本人も外国人も同じ土俵で戦う珍しい場です。

スポーツであれば、プロとアマチュアが戦えばアマチュアは大怪我をする危険性があります。

金融市場で初心者がプロや何十年選手のベテランと戦うには、その心構えとして大怪我をする可能性があることを常に意識しておく必要があります。

スポーツ同様、大怪我を避けるためには特に初心者の方は最初から負荷をかけ過ぎず、少額から始められる方が良いのではないでしょうか。

また、アマチュアであれば休むことも出来ますし、何十年も保有し続けることも出来ます。

プロに勝つにはアマチュアが持つその強みをフルに活かすことが重要だと思います。

今後、厳しい相場が続けば退場者が続出する可能性はありますが、その中でも続けることに意味があると思います。

ここで言う「続ける」とは決して繰り返し売買を続けるということではなく、休んでも構いませんので相場に関わり続けるということです。

例えばドルコスト平均法を利用した積立投資は弱い相場にも有効だと思います。

そして、長期にわたって肌感覚で相場に触れ続けることで、チャンスをチャンスとして認識することが出来ますし、逆に暴落時にはどれくらい下がるかもイメージ出来ると思います。

恐怖心は想像出来ないことから生まれるものだと思います。

恐怖心が完全になくなるということはありませんが、長く続けていれば恐怖心の感じ方が小さくなりますし、また恐怖心とは別の感覚も湧いてきます。

さあ、みなさん、豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

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【8802三菱地所】丸の内の大家さん!(2022.1/16)

三菱地所は中長期投資をされる方でしたら検討する価値のある銘柄だと思います。

昔、私が若い頃にお世話になった方で、博識があって公的年金も多く受給されていて、現役時代から継続されていた執筆活動や引退後に始められたアパート経営で副収入も多かったおじいちゃんがいました。

その方は、資産家ということもあって趣味で東証一部銘柄を中心に株式を複数保有されていました。

当時、その方からたまに株式についてお話しいただく機会があったのですが、その方が「前から三菱地所の株式を欲しいと思っているが高くなってしまったなぁ。」と言われたことがすごく印象に残っています。

恥ずかしい話ですが、その時に初めて「三菱地所」という会社を知りました。

何の会社か分からずにその方にお聞きすると「不動産の会社でとても良い会社だよ。」と言われました。

その日の帰宅後すぐに株価を新聞で見ましたが、なるほど高くて薄給の私にはとても手が出ないと思いましたし、もし将来自分がお金持ちになったら必ず三菱地所の株式を買うぞと決めたことを覚えています。

その頃は単元株数が今のように全銘柄100株単位で統一されておらず、三菱地所の売買単位は確か1000株だったと記憶しています。

実はその方が天国に旅立たれてから15年以上が経つのですが、その方の影響もあって私の中では不動産銘柄と言えば三菱地所であり、これまで不動産セクターでは三菱地所だけ注目して見てきました。

三菱地所はその当時から変わることなく安定性は高いと思いますし、新型コロナによる影響はありましたが、中長期目線で考えるのでしたら、十分検討に値する銘柄のひとつだと思います。

私が三菱地所を持っているかと聞かれれば、残念ながら未だ三菱地所を持てるまでのお金持ちにはなっていませんと答えるでしょう。

私の中では三菱地所は自分自身がお金持ちになるまで取っておく銘柄だからです。(J-REITはいくつか保有しているのですが…)

株価(2022.1/14現在):1,615円、PER:15.20倍、PBR:1.13倍

2022年3月期業績予想 売上高:1,326,000百万円(前期比109%)、営業利益:245,000百万円(前期比109%)

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となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

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長生きをリスクでなくメリットにしましょう!

長生きリスクという言葉を聞かれたことはありますでしょうか。

退職後にそれまでに蓄えた資金に退職金を加えた老後資金と公的年金で何歳まで生活できるかを計算し、その年齢を超えてもなお自身の寿命が続いた場合に老後資金が底をついて生活資金が足りなくなってしまうリスクがあります。

このリスクを低減するために、例えば出来るだけ長く働き続けたり、現役時代も含めて資産運用をして老後資金を殖やすことを考える必要があります。

あるいは公的年金だけで生活出来るように早くから生活コストを抑えることも有効だと思います。

但し、年金収入や預貯金だけですと、インフレが続いた場合の対応が困難になります。

そのため、株式や不動産による運用を続ける方が良いと思います。

高齢になるにつれて安全資産の比率を上げる方が良いと一般的に言われていますし、私もこれまでの資産運用失敗の経験から高齢になっての運用失敗は致命的になり兼ねないと思います。

ただ、国内金利の低さを考えますと果たして資産の大部分を預貯金や国内債券で運用するというのも疑問です。

私の場合、老後をイメージしますと今と同じように分散投資を継続しているのではないかと思います。

一方で富裕層の方々はどうでしょうか。

資産運用は複利の効果が大きいと言われており、運用が長期になればなるほど資産の殖え方は大きくなります。

ほとんどの場合、長生きすることで益々資産は殖え続けるでしょう。

また、相続税による資産減少の影響は大きいですし、長生きすればそれだけ相続税対策のための時間稼ぎが出来ます。

これらのことから富裕層の方々にとっては長生きはむしろメリットになります。

豊かになる日が来ることを夢見て頑張りましょう!

そして、長生きをリスクでなくメリットにしましょう!

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

ではでは。

バフェットのマネーマインド――投資の神様はいかにして誕生したか

改訂版 税金を払わずに生きてゆく逃税術

【5411JFE HD】長期的にはどうでしょうか…(2022.1/10)

鉄鋼業界が熱いです。

私はこれまで鉄鋼メーカーの個別株を保有したことはありませんが、今期は面白いと思います。

JFEは前期、前々期と(税前利益が)赤字でしたが、今期はⅤ字回復する見込みです。

新型コロナの反動により鉄鋼価格が上昇し、それを上手く価格転嫁出来ているようです。

これは良いインフレのお手本のようで、本来、インフレとはこうあるべきなのですが、日本はインフレに慣れていない(遠い過去のものになった)せいか、インフレが生じても価格転嫁出来ずに企業や社員の方々あるいは仕入先にしわ寄せがいくように思います。

(インフレについては別の機会に書かせていただこうと思います。)

本題に戻りますが、JFEにつきましては好業績に伴い、配当も期待できるのではないでしょうか。

また、中国が脱炭素政策で鉄鋼減産を打ち出していることも追い風です。

高配当銘柄を好まれる方々も多くおられると思いますので、今後、株価の値動きが楽しみです。(既にじわじわと上げています。)

なお、私はノーポジションです…

といいますのも、中長期で見ますと脱炭素の投資負担が徐々に重くなり利益を圧迫すると思いますので、手放すタイミングも併せて考える必要があるのではないかと思うからです。

ズボラなほったらかし投資のつらいところです…

株価(2022.1/7現在):1,605円、PER:3.70倍、PBR:0.50倍

2022年3月期業績予想 売上高:4,350,000百万円(前期比134%)、営業利益:375,000百万円(前期比4,956%)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断でお願い申し上げます。

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グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす (文春新書)