皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先週末の日経平均株価は終値35,909円を付け、2,216円の大きな下落となり、ほぼ全面安の展開でした…(^_^;)
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この日経平均の下げ幅は1987年のブラックマンデー以来2番目の大きさということで、下落率自体は過去30番目くらいのようですが、株価が大きくなると下落金額のインパクトも大きいです。
また、先月7月11日の日経平均最高値42,224円から先週末までで約15%下落していますので、国内株式や国内株式投資信託を保有されている方々は結構きつかったのではないでしょうか。
現在、日経先物がさらに下げていますので、明日も下落が続きそうな状況です…(^_^;)
年初から3月にかけての日本株の値動きがかなり良かっただけに一気にその反動が来た感じです。
海外投資家による日本株に対する売り仕掛けもあるでしょうが、米国のリセッションの警戒感が強まっていることの表れかもしれません。
先週7月30日31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル議長が「早ければ次回9月の会合で政策金利の引き下げが選択肢となり得る」と述べたことが大いに影響しているように思います。
昨年は米国経済の悪材料が米国株式市場にとっての好材料として好感されましたが、今では米国経済の悪材料が米国株式市場にとっても悪材料と判断されて、資金が米国等株式市場から米国債券市場に流れ込む可能性があるのではないでしょうか。
また、先週は日銀が金融政策決定会合で政策金利を0.25%に引き上げる追加利上げを決めたことで、ドル安円高が今後進むことが意識されて為替も過剰に反応しているようです。
ただ、米国リセッションが懸念されていることから、為替も先回りして動くことは十分にあり得るので、しばらく警戒が必要です。
今週は日本株が荒い値動きになると思われますので、その値動きに惑わされないように気を付けないといけないです。
ここに来て米国リセッションを警戒しなければならない以上、その見極めが出来るまでは追加投資するにせよハラハラドキドキしない程度に抑える方が賢明ではないでしょうか。
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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。
ではでは。