日経平均は上値こそ重いものの、底堅い⁈(2024.6/23)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

日経平均株価は方向感の乏しい停滞した状態が続いています…(^_^;)

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投資主体別売買動向を見ても海外投資家の売り圧力が大きく影響しているように思います。

また、新NISA開始から6ヶ月(半年)を待たずして、新NISAから撤退する個人の方々の話も耳にします。

新NISAはその投資枠の全てを最短で埋めようとしても60ヶ月(5年)かかりますが、未だその10分の1の期間も経ってないにもかかわらず、新NISAを辞めるというのは最初の計画段階で無理があったのかもしれないですね。

新NISAは良い面が強調され過ぎて、焦って出来るだけ早く投資枠を埋める動きがあったのではないでしょうか。

投資に「無理」や「焦り」は禁物であるにもかかわらず、その両方を出動してしまって失敗することは多くの投資家が一度や二度は経験することではないでしょうか。

これらの失敗に懲りて投資から撤退する方、これらの失敗を糧にして戦略を練り直す方、これらの失敗を今後も繰り返す方、様々いらっしゃると思いますが、何が正しいかは神のみぞ知るであります(笑)

さて、私の場合は新NISA開始前の昨年後半に国内ETFと国内個別株で分散投資を行う戦略を立てていましたが、その多くの銘柄が割高になってしまい、6ヶ月を待たずして戦略の練り直しを迫られています…(^_^;)

先日、会社四季報青本(夏号のことを個人的に青本と呼んでいます)を買って、新NISAの候補銘柄としてどれを追加しようか眺めていました。

今後の国内情勢を考えて先ずはセクターを絞り込み、その中から候補銘柄を選定するのですが、今はどの銘柄も割高感が強くて本当に選びづらくなってきていると感じました。

追加の候補銘柄を何とか一つだけ見つけましたが、もう少し下げるのを待つのが良いか、順次買っていくのが良いかという問題があります。

国内株式全体が停滞している今、少しずつ買って行く方向で検討しています。

私は新NISAでは成長投資枠中心の投資スタイルですが、成長投資枠を埋めるだけでも気が遠くなる話で、これから何年もかかりそうですので、何回も戦略を練り直すことになるような気がしてきました(笑)

何が正解かは神のみぞ知るです(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

昨今の円安が消費落ち込みの要因であるものの(2024.6/16)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週は金融政策決定会合があり、日銀は国債の買い入れ規模を減らす方針を決めました。

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植田総裁は「減額をする以上、相応の規模となると考えている」と述べ、具体的な金額の明言は避けました。

本来ならば国債買い入れ規模縮小は円高要因になり得るのですが、既に市場は織り込み済みであり、具体的な金額規模が示されないことで、かえって円安が進みました…(^_^;)

ただ、来月の利上げのために今回は敢えて円安方向に持っていったというふうに捉える向きもあるようです。

日銀会合の前日に米国FOMCでパウエル議長が今後の利下げに慎重姿勢を示したことも、大方の予想通りであったものの、円安が反転しない大きな要因となっています。

ただ、おおよそ30年もの間デフレに甘んじていた日本において、この円安の流れは多くの金融機関の方々がこれまで予想されていたものであり、それに聞く耳を持ってこなかった方々には残念というほかないのではないでしょうか。

某雑誌にデフレの悪影響が出てくるのはデフレが発生した後20年~30年経ってからであり、デフレに転換してからの20年~30年はそれほど影響を感じないものであるということが書かれていたのが印象的でした。

確かに一企業においても業績を上げ続けている時は資金繰りも経営も馬力を要して大変ですが、業績がピークを付けて下がる時は惰性で事業が回るのでむしろ経営的にも資金繰りにおいても楽であり、さらにその後何年も経た後、ジリ貧になっていることに気付いてからが本当の危機である状況とよく似ているのではないでしょうか。

話を戻しますと、日本には円安の恩恵を受ける大企業も多く、利上げ・円高の流れは企業業績に影響を及ぼしかねないので、実際のところ日銀も利上げは未だ早計と考えているものの、国に対して過度に期待する方々やマスコミの円安批判を無視できないというところでしょうか。

一昔前にせっかく貯蓄から投資へという掛け声の下に投資チャンスとなる大きなヒントが出されても、聞く耳すら持たなかった方々が、果たして将来の国内景気のことを考えて日銀や国に対して円安批判をされていれば良いのですが…(^_^;)

インフレを実感しつつある今日、当然ながら日本経済の行方がまともに我々日本国民の生活に影響を及ぼす訳ですが、このブログをご覧になってくださっている方々は日本がどのような状況になろうとも是非とも乗り越えていただきたいと思いますし、そのための準備を着実に進めていただければと思います。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

先週後半はスコーピオン・キャピタルに振り回された⁈(2024.6/9)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

日経平均株価は退屈な動きが続いていますが、これこそが日経平均らしさでしょう(笑)

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さて、何かと話題の多いレーザーテック(6920)ですが、先週はいつも以上に話題性がありました!

レーザーテックは日々の株式売買代金が常に上位にあり、短期トレードを主戦場とする個人投資家に人気の銘柄のひとつです。

そのレーザーテックに対して、アクティビストで空売り投資家のスコーピオン・キャピタルが不正会計の疑惑があるというレポートを6月5日(水)に出しました。

私は短期トレーダーではありませんが、以前にレーザーテックの将来性を買って最低単元株数だけ保有しています。(売買せずに持ちっぱなし(笑))

レーザーテックはこれまでもジェットコースターのようなチャートの動きを見せていましたので、単に株価が急落しただけなら気にならなかったのですが、不正会計という問題提起には、さすがに焦らずにはいられませんでした…(^_^;)

不正会計で真っ先に思い出すのは何と言っても2001年10月のエンロン事件ではないでしょうか。

エンロン事件では、当時お世話になっていた方の保有していた投資信託がこれが原因で急激に棄損してしまったことを覚えています。

そのこともあったので、レーザーテックの不正会計がもし本当ならば上場維持すらも揺るがしかねないことであり、即日レーザーテックの株式を手放す必要があると思いました。

上場企業には当然監査法人が入っているので、そのような不正会計は起こり得ないと思われるかもしれませんが、上記エンロン事件にしてもこれまでのその他不正会計にしても監査法人はその企業から報酬をもらっているので、真の意味での第三者の立場を取りづらいのではないでしょうか。

会計士でも弁護士でも一部の方々だけとは言え、不正に加担する者が存在したことは周知の事実です。

そのため、自分自身でレーザーテックの不正会計の信憑性を判断して手放すかどうかを決めるしかないと考えました。

業務時間中は残業時間も含め、業務に集中している(当たり前かぁ(笑))ため、上記の不正会計疑惑のレポートの話を知ったのが6月5日(水)帰宅後の晩遅くでした。

翌朝6月6日(木)の業務開始前までに自分なりに判断して株式を手放すなら売り注文まで入れないといけないという思いがあったので、6月5日(水)の晩は仕事でへとへとに疲れていましたが何故か頭は冴えました(笑)

今回、レーザーテックの不正会計を疑う内容としては、仕掛品が年々増え続けており、実際は不良資産化しているというもの、また、仕掛品の金額の大きさが突出しているのに比して、現預金が少ないこと。

その要因として、最近はTSMCからレーザーテックの製品(半導体製造装置)の注文がないこと。

さらに、レーザーテックの研究開発センターには人の気配がなく、稼働してないのではないかというものでした。

6月5日(水)の晩はへとへとに疲れていたので、とりあえずレーザーテックのサイトを見たところ、『本日ScorpionCapitalLLCにおいて、(中略)、不正会計の疑惑について明確に否定いたします。』とだけコメントがあり、落ち着かないまま眠りにつきました。

翌朝6月6日(木)は急いで最新春号の四季報情報と直近3Qの四半期連結財務諸表を貸借対照表を中心に確認しました。

確かに資産の部は仕掛品が突出したいびつな状態ではあるものの負債の部と併せて考えると必ずしも不正会計の可能性が高いとまでは言い切れないのではないかと考え、株式の売却を見送りました。

限られた時間の中で限られた情報だけで判断したこともあり、確率的にどうなのかを自分の中でせめぎ合いながら最終結論を出すことになったため、結局のところ最後は胆力が試されました(笑)

ただ、短期トレード中心の投資家や信用買いしている投資家、そして、未だ不正会計の真偽が不透明であり疑心暗鬼に陥っておられる中長期保有の投資家が今後レーザーテックの株式を手放す可能性は十分に残っており、真偽が明らかになるまでしばらくは弱含む展開になるのではないでしょうか。

6月6日(木)の晩には、レーザーテックから「一部報道についての補足説明」という形で、製品別動向(売上高/受注高)と棚卸資産の会計処理についての資料が出されているのを確認しました。

レーザーテックの今月末の本決算の財務諸表を見てからでないと何とも安心は出来ませんが、どのような結果が出るにせよ、自分なりに考えた上での結論なので、納得できるとは思います。多分…(^_^;)

これまでレーザーテックの財務諸表は毎期郵送されてくる本決算と中間決算の内容にざっと目を通す程度で、自らIR情報を調べたのは久しぶりでした。(レーザーテックの株式取得前にその他の情報含め調べた時以来です。)

今回のスコーピオン・キャピタルの問題提起により、今後レーザーテックの財務諸表の見方が自分の中で固まりつつあるので、プラス思考で考えれば良いきっかけにはなったと思います。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

株価と金利の関係(2024.6/2)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍以来、久しぶりに株価配当利回りランキングを見ましたが、銘柄は当然入れ替わりつつも、現在も配当利回りが高い銘柄が意外と多いことに驚かされました。

コロナ禍の時は株価が低迷しているので、利回りが高いのは理解できるのですが、日経平均株価がこれだけ上がったにもかかわらず、高い配当利回りを維持しているということは、昨年2023年春に東京証券取引所がPBR(株価純資産倍率)の低迷する上場企業に対して改善策を開示・実行するよう要請したことの効果が大きいのかもしれません。

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ところで、これまでは米国の長期金利の動向ばかりが注目されていましたが、気付けば日本の長期金利も急速に上昇していて10年金利が1%を超えてきました。

昨今の物価上昇および賃金アップにより、国内の長期金利に対する市場期待が高まっているのかもしれませんが、最近の金利上昇ペースは個人的に心穏やかでないレベルです。

私自身が大きな借り入れをしているからというわけではなく、金利が株価に少なからず影響を及ぼす可能性があるからです。

昨年から機関投資家をはじめ多くの投資家が米国FOMCによる利上げや利下げの発表を気にしてきたので、言うまでもありませんが急激な金利上昇は株価に良い影響を及ぼさないように思います。

そもそも金利上昇は大きな融資を受けている企業にとって業績の圧迫要因になります。

もちろん支払利息分を販売価格に転嫁したり、インフレによって保有する資産の価値が上がれば問題ありませんが、タイムラグが生じるため、資本が脆弱な企業は厳しくなるでしょう。

但し、国内の老舗優良企業はバブル崩壊の教訓から、これまで内部留保を相当に手厚くしてきたので、今こそ、それが活かされる時が来たのかもしれません(笑)

一方で投資家側の立場では、金利上昇により、将来的に預金や債券の利回りが株価配当利回りに比して見劣りしない水準にまでなれば、株式を売却してリスクの低い預金や債券に資金が流れる(株価下落の)可能性があります。

現在の米国が良い例ではないでしょうか。

但し、金利上昇局面の途中で長期固定債券を買うのはNGです。(長期変動債券や短期債はOKです。)

長期固定債券は金利がピークだと思ったタイミングで購入するのが良いでしょう。

バブル景気の頃は株価配当利回りよりも預貯金の金利の方が高い状況だったにもかかわらず、山っ気の強い人々がそれでも日本の株価は永遠に上昇すると盲信してバブル崩壊で大変な目に遭い、株式に全く興味関心がない普通の人々が預貯金で手堅く資産形成出来た時代でした(笑)

そして、バブル崩壊後の預金金利がゼロ近傍となったデフレ時代においても手堅く資産形成されてきた方々の多くが、株価配当利回りや外国債券利回りには見向きもせずに引き続き預金で資産運用を続けてこられました。

一般的な日本人は金融リテラシーが低いと言われる所以かもしれませんね。

まあ、米国は経済が悪化すれば他の国々を利用して自国を立て直す術を身に付けているので、金融リテラシーの問題だけとまでは言えませんが…(^_^;)

ただ、バブル崩壊の時と同じ轍を踏まないように金融リテラシーを身に付けて、実際に自身がその通りに動くかどうかは別として正攻法を知っておくことは無駄にはならないと思います。

私事で恐縮ですが、随分前になりますが若い頃にたまたまFP2級を取りました。(全然大した事なくてすみません。)

資格マニアというわけではありませんが、私はもともと理系学部で、若い頃(社会人になってから)に訳あって簿財と国税三法を勉強して科目合格するも力尽き(笑)、このままでは何も残らないと思い、その後しばらくして趣味で宅建とFP2級を取りました。

簿財と国税三法は自分なりにがっつり集中して勉強したつもりですが資格取得は果たせず、趣味の2つはそれまでの勉強と関連性が高かったのと解答の形式が選択肢だったので勉強の方はあまり身を入れず(当時も仕事が忙しくて当然独学で机上ではほとんど勉強せず)に、まぐれ合格です…(^_^;)

ただ、2つとも全く仕事には活かせてないのが残念ですが、趣味の資産運用で少し活かせてるかもしれませんね(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

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長期投資冥利に尽きる⁈(2024.5/25)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今週、多くの投資家が注目するエヌビディアの1Q(2-4月期)決算発表があり、売上高が前年同時期の3.6倍に増え、最終利益が前年同時期の7.3倍に増えるという結果で、市場予想を上回りました。

これを受けて、エヌビディア決算発表後の日本の半導体関連銘柄も連れて株価を上げましたが、翌営業日には利益確定売りにより、あっさりと値を下げました…(^_^;)

当のエヌビディアは10分割を発表して、米国の利下げが少し遠のいて警戒感が強まっている米国株式相場の中でも力強さが目立ちました。

最近、米国株は弱含むと見られる発言が聞こえるようになってきましたので、セルインメイとは言え、日経平均株価も上値が重いのではないでしょうか。

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さて、国内でも、東証が個人投資家にとって投資しやすい環境づくりのために望ましい投資単位として50万円未満という水準を明示したり、上場企業も新NISAを意識してか、株式分割するケースが増えてきました。

どこかの優良企業は25分割したということで、ちょっとした衝撃が走りました(笑)

私も、20年以上保有している個別株が分割を繰り返してくれたことにより、あらためて長期投資のメリットを享受できた話をしたいと思います。(以前に同じようなことを書いてたら、すみません…(^_^;))

20年以上保有しているといっても、その内の単元未満株以外の株式はおよそ20年くらい前、非常に生活が苦しかった時に生活費を工面する目的で全て売却してしまい、端株の12株だけが中途半端に手許に残ってしまいました。

(今でこそ端株も簡単に売買できる時代になりましたが)その当時、端株を処分するには手間がかかるため、ほったらかしにしており、預けている証券口座も普段使わない口座なので、それこそ全く見ない状態でした…(^_^;)

その個別銘柄は株式分割するにしても、1:0.1というほぼ分割とは言えないような株式分割を実施する銘柄でしたが、手許の12株が約20年間の時を経て数年前に100株を超える株式数に成長?したのでした(笑)

その個別銘柄は株主優待制度もあるので、気付けばキャピタルゲインと株主優待の両方を享受することが出来て、何かすごく得したような気分を味わいました(笑)

あまり株主優待目的で個別株を買うことはないのですが、棚から牡丹餅の形で株主優待が降ってきた時は何故かすごく嬉しかったのを覚えています。

半強制的に長期保有させられた個別株でしたが、結果的に長期保有のメリットを強く実感することになりました。

若い頃、私は同年代の方々よりも給与が大きく下回っていたということもあり、生活費を工面するために当時の保有株はほぼ全てを売却してしまいましたが、もし保有し続けていたら驚くほどの含み益が出ていたであろう銘柄もあります。

自ら選んだ道であり、その当時、決して贅沢をしてきたわけではない(むしろ同年代の方々よりも苦しく質素などん底生活でした…(^_^;))ので、当時の保有株を手放したことに後悔はありませんが、もしこのブログを見ていただいている方の中で、何となく(理由もなく)保有株を手放すことを考えておられる方がおられたら、あらためてその企業の業績や将来性等も見ながら長期保有の選択の有無を検討されてはどうでしょうか。

何が正解かはその時には分かりませんが、経験を積み重ねていくことにより、自分なりの正解が見えてくるように思いますので、金融商品を売るにしても買うにしても、事前に自分でよく考えることは有意義だと思います。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

初心忘るべからず(2024.5/19)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

国内3月決算法人の決算内容がほぼ出揃い、今期予想はあまり芳しくないものの、サプライズな株主還元方針を示した企業もあったことから日経平均株価は少し持ち直した感はあります。

ただ、方向感を出すのは未だ難しいのではないでしょうか。

日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法 [ 菊地正俊 ]

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じわじわと株価を切り下げている銘柄も散見され、今年から投資を始められた方々の中には含み損を抱えてしまったという方もおられるかもしれません。

中には無理をして大きなキャッシュを突っ込んでしまったという方もおられるかもしれません。

また、信用取引で二階建て取引をしてしまい身動きが取れないという方もおられるかもしれません。

私も若い頃は信用取引やら商品先物やらで相当に痛い目に遭っています…(^_^;)

たとえ失敗したとしても、それでも現行のやり方を極めたいのか、あるいは、現行のやり方が性に合わないと思い軌道修正するのか、自ら考えることが重要であり、それが将来に活きてきます。

私の場合は、当時、株式投資等よりも仕事であったり、別のこと(自己投資?プライベート?)で忙しかったので、自分には株式等の短期売買は向いてないと考え、投資スタイルを大きく変えることになりました。

私と違って(笑)、かなりストイックに資産運用や資産形成に取り組んでいる方もおられるかもしれませんが、継続することが大切だと思いますので、生活環境の変化に合わせて臨機応変に軌道修正することは悪いことではないように思います。

それよりも無理をして自ら嫌になったり、あるいは、株式市場から退場を余儀なくされるほうが余程勿体無いと思います。

株式投資は「敗者のゲーム」という話を聞かれた方も多いと思います。

プロスポーツの世界は勝者のゲームであり、優れた技術やパワー、精神力を持つ者が相手を負かします。

株式投資の世界はプロもアマも混在しており、アマチュアは得てして自らミスをすることで自爆していくケースが多いのです。

そのため、株式市場に出来る限り永く身を置き続けるにはミスを如何に抑えるかが重要になります。

大きく勝ちたいという気持ちが先走って、身の丈に合わない投資をして致命傷を負わないように気を付けたいものです。

ところで、私は早くも来月の定額減税が待ち遠しい今日この頃です…(^_^;)

みなさんは定額減税の使い道を決めておられますでしょうか、新NISAの軍資金にされる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

決算内容は微妙…(^_^;)(2024.5/12)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週に国内3月決算法人の決算発表がありましたが、みなさんの保有銘柄の株価はどうでしたでしょうか?

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日本株の影響をほとんど受けないようなポートフォリオを組んでおられる方々もおられるかもしれませんが、私の場合は日本株のウエートが大きいため、先週は保有する個別銘柄の値動きが荒かったです(笑)

保有銘柄の決算内容は良いものもあれば良くないものもありましたが、今期予想を含めて考えると全体的に微妙な感じでした。

昨年からの日経平均株価の値動きからも分かるように上場企業に対する投資家の期待感が高まっている中で、いきなり現実を突きつけられたような決算内容(今期予想)に、多くの投資家が失望した銘柄が目立ったように思います。

特に信用買い残が膨らんでいる銘柄は売りが売りを呼ぶような下落相場になったのではないでしょうか。

為替変動、中東情勢、米中対立等々、外部環境による不透明感が強く、今期予想については企業も保守的にならざるを得ないのでしょう。

また、国内においては人手不足(人件費負担増)が大きな問題のように思います。

歴史的な円安の中で国内での生産に戻したい企業もあるかと思いますが、肝心の若い働き手が少ないためにせっかくのチャンスを逃しているのではないでしょうか。

長期にわたり弱体化してしまった国に対して、チャンスが到来したからもっと急いで!もっと強くなって!と言っても無理というものでしょう。

長年、国も企業も国内に向けて積極的に前向きな投資をしてこなかったツケがここに来て利いているのかもしれませんね…(^_^;)

話を戻しますと、利益を圧迫する要因が多い環境下にあっても将来のための投資を続けられる企業、また、その原資を生み出すために価格転嫁できる企業が当然伸びていくと考えています。

そのような企業銘柄に投資していきたいと思いますが、私は肝心の原資(キャッシュ)がほとんどありません…(^_^;)

今週も3月決算法人の決算発表が続きますので、保有銘柄を中心に一喜一憂することになると思います(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

植田日銀総裁の方が一枚上手か⁈(2024.5/5)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ゴールデンウイークも残り一日になりました…(^_^;)

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術 [ メアリー・バフェット ]

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私は今年のゴールデンウイークも近場でぶらぶらしてゆっくり身体を休めました(笑)

休暇の日数に合わせて仕事もそれなりに減るなら良いのですが、1ヶ月当たりの業務量は変わらないので、休みが多いのも困ったものです…(^_^;)

ところで、ご存知のとおりゴールデンウイークの間にも日銀の為替介入があったのではないかと言われています。

為替介入のきっかけになったのが、1$=160円台の急激な円安に振れたことによると思われますが、そもそも急激な円安が進んだ原因はゴールデンウイーク前に行われた日銀の金融政策決定会合後の記者会見で、植田総裁が「現時点ではいまの円安が基調的な物価上昇率に大きな影響を与えているわけではない」という意思を示したことによると思われます。

植田総裁としては金融引き締めは本位でないという本音だったのかもしれませんが、これによって為替介入を誘発する為替市場の動きも見据えておられたのかもしれませんね。

もしそうなら、植田総裁は一枚上手で、してやられた感じです(笑)

さらに、米労働省が先週の3日に発表した4月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比17万5000人増と、3月から予想以上に伸びが鈍化したことも円高ドル安方向に進む追い風になりました。

ただ、これだけで米景気が後退し始めたと考えるのは早計で、投資家や金融関係者の期待感が為替や株価に影響するので注意が必要ではないでしょうか。

日銀も米景気後退に伴う金利引き下げまでの時間稼ぎに必死ですので、日銀の思いが現実化すると良いですね…(^_^;)

しかしながら、円高方向に進むと日経平均株価にとっては微妙ですので、少数派かもしれませんが、新NISAで日本株中心に買い進めてこられた方々は胆力を求められる局面が来るかもしれません。

私も少数派のひとりですが、資金力の問題で少しずつ日本株を買い増している状況ですので、株価が下落した時は安く買えるとポジティブに割り切って考えるようにしており、今後も投資資金を手にしたらこれまでと変わらず日本株を買い増したいと考えています。

3月後半にピークを付けてから下落している日経平均株価ですが、みなさん、大丈夫ですか。

今後もしばらく日経平均は退屈な値動きが続くかもしれませんし、あるいは、荒っぽい値動きになるかもしれませんが、どんな局面でも振り落とされないように無理せず地道にいきましょう(笑)

「中国大恐慌」時代が始まった! [ 石平 ]

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感想(1件)

なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

為替も日経平均も値動きが大きい…(^_^;)(2024.4/27)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

最近の日経平均は、日経平均らしい値動きになってきたのではないでしょうか。

55歳からでも失敗しない投資のルール [ 五十嵐修平 ]

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(2024/4/27 21:56時点)
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海外投資家が日本株に参戦しているので、このような値動きは個人的には普通です(笑)

ただ、株価が高いため、数パーセントの値動きでも値幅が大きいので、株式投資を最近始められた方々はちょっとしんどいかもしれませんね…(^_^;)

海外投資家は儲けるために仕掛けてくるので、今週のような読みづらい日経平均の相場であっても大きく儲けている猛者がいるものです。

私のような弱小「名ばかり個人投資家」は今週もジッと固まったまま動かない状態でした…(^_^;)

ところで、現在のドル円相場は1$=158円台前半と円安ドル高の流れが加速してきました。

今週25日、26日に日銀が開いた金融政策決定会合で、大方の予想通り政策金利を据え置くことを決定しました。

これによって円安ドル高が進んでいるのですが、日銀は金利を上げるにしても、金融引き締めを行うにしても、多少実施したところで米国との現在の金利差を考えると焼け石に水のような状況であり、むしろ国内の景気悪化のリスクを負うことになると思います。

景気が悪化すれば、ますます円安が進むのではないでしょうか。

日本は少子高齢化の影響が大きく、これまで思うようにデフレ脱却が実現せず、せっかく棚から牡丹餅で手に入れた現在のインフレの流れを潰してしまうと半永久的に国際競争力が弱いままとなり兼ねないかもしれません…(^_^;)

また、ドル売り円買いの為替介入を求める声も聞かれますが、これも無限に実行できる訳ではなく手持ちのドルが底を尽きればゲームオーバーとなり、その後はみなさんの推測するところでしょう。

多くの日本人が円預金等の「日本円」に投資していて、円安が行き過ぎると輸入物価が上昇して物価高により生活が苦しくなるため、国に救いを求める気持ちは理解できますが、為替は相手国との経済格差で決まるため、金融政策は短期的には効果が見られるかもしれませんが、長期的には日本の国際競争力を強化することでしか埋められないように素人ながら思います。

国に対して過度な期待をかけるよりも、アベノミクスが開始された2012年頃から日本円は将来弱くなると言われていたので、その頃から「米ドル」に投資する方々もおられたと思いますし、たとえ手許資金の半分でも毎年「米ドル」に投資していれば、現在のドル円相場を見るにしてもその景色は随分と変わったのではないでしょうか。

どうしても自国バイアスによって、(自身が全力買いしてきた)日本円はもっと強いはずだとか、日本政府や日銀は何とかしてくれるだろうとか、何の根拠もないことを信じたくなるのは仕方がないかもしれませんが、このバイアスが強くなり過ぎると非常に危険だと思います。

その意味では、今の若い方々は日本を早々に見切って「全世界株」や「S&P500」に投資したり、ワーキングホリデーで日本から出て行ったりと頼もしくもあり、若干寂しくもあります(笑)

国際競争力を高めようと思えば、我々も過度に国に期待するのではなく、自分の頭で考える癖付けをして責任ある行動をとり、国は国でどうすれば歳出を減らせるかを真剣に考え、もっと大胆な減税や社会保険料減額を進めることが有効だと思いますが、いかがでしょうか。

「大暴落」 金融バブル大崩壊と日本破綻のシナリオ [ ジム・ロジャーズ ]

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(2024/4/27 21:48時点)
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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

弱気の虫が出てきました…(^_^;)(2024.4/21)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価は弱かったです…(^_^;)

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4月12日(金)の終値39,523円から先週末4月19日(金)の終値37,068円まで、一週間で日経平均は2,500円近く下げました。

下げた金額だけを見ると大きいですが、約6.2%の下落であり、未だ調整の範囲内ではないでしょうか。

昨年からの日本株人気によって、持たざるリスクで日本株投資に乗っかったものの、含み益がそこそこ膨らんできて、売るタイミングを待っていたかのように大量の日本株売りが出ましたが、中東情勢悪化が売却理由として打ってつけだったのかもしれませんね…(^_^;)

ただ、最近になって再び米国の金利が上昇しているように、米国の利下げ期待が後退したことが、米国株を含む株価下落の大きな要因になっていると思います。

また、現時点でも日本株は決して割安とは言い切れないので、日経平均37,000円は下値として意識されていた金額ではありますが、ここからさらに下げる可能性があるかもしれませんね。

もし、ここからさらに下げるようなことがあれば、次に意識されるのは日経平均35,000円でしょうか。

ここから戻すのかあるいは下げるのかは何とも分かりませんので、いつも通りの様子見です…(^_^;)

今年に入って日本株の上昇スピードが早過ぎて、手を出せる銘柄がかなり少なくなっていたので、出来ればもう少し下げて欲しいと考えているのは私だけでしょうか(笑)

先週の下げに関しては私の中ではあまり下げた内には入らないので、投資方針は従来と変わらずです。

ようやく過熱感がなくなってきて少しホッとしています(笑)

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。