ついにマイナス金利解除!(2024.3/20)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

昨日は日銀の金融政策決定会合で(世界の中では)遅まきながらマイナス金利解除が決定されたという話題で持ち切りでした。

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ようやくマイナス金利の世界がなくなり、歴史的な日になりましたが、おおよそ0.1%程度の金利の変化ということで、昨日のドル円の為替相場や日経平均株価を見ても影響なく無事に通過した印象を受けました。

また、マイナス金利解除と併せて、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)および不動産投資信託(J-REIT)の新規購入の停止も決定されました。

最近ではこれらの政策そのものの効果があるのかどうかもよく分からない状態でしたので、なくなったところで影響もそれほどではないという見方が多かったように思います。

長年にわたりデフレ脱却が思うように果たせなかった日本が、皮肉にも外的要因によって、ようやく賃金アップを伴う物価上昇が見え始めた今を逃す手はないというところでしょうか。

ただ、量的緩和政策は継続するということで、この辺りも市場から一定の評価をされたのではないでしょうか。

日銀の政策転換は今年に入ってから日銀関係者からも地ならしの発言が出される等、ある程度織り込み済みだったので、問題なかったのですが、日本時間の明日発表されるFOMCの発言が及ぼす米国株への影響が気掛かりです。

市場では、今年の米国の利下げが年3回というのが大方の予想ですが、これを大きく外れるような発言がされると米国株に小さくない影響があると思いますし、これに連れて日本株も引っ張られる可能性があるのではないでしょうか。

ましてや米国でリセッションが起これば、今や外国人投資家の影響が大きい日本株が無傷でいられる保証は無いと言えるでしょう…(^_^;)

今年は米大統領選挙もあることからそれだけは回避されることを願っていますが、万が一の場合も想定しておいて損はないでしょう。

それにしても、先週は若干の調整が入ったものの今週前半は再び上昇ということで、日経平均株価は思った以上に強い印象を受けました。

個人的に日経平均は最高値を更新した後は値動きが荒くなると予想していましたが、もう少し弱含むと考えていました。

最近はお目当ての銘柄を細かく拾う程度にとどめ、様子見を継続しています(笑)

明日のFOMC後のNYダウと日経平均は注目したいところです。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。