為替も日経平均も値動きが大きい…(^_^;)(2024.4/27)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

最近の日経平均は、日経平均らしい値動きになってきたのではないでしょうか。

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海外投資家が日本株に参戦しているので、このような値動きは個人的には普通です(笑)

ただ、株価が高いため、数パーセントの値動きでも値幅が大きいので、株式投資を最近始められた方々はちょっとしんどいかもしれませんね…(^_^;)

海外投資家は儲けるために仕掛けてくるので、今週のような読みづらい日経平均の相場であっても大きく儲けている猛者がいるものです。

私のような弱小「名ばかり個人投資家」は今週もジッと固まったまま動かない状態でした…(^_^;)

ところで、現在のドル円相場は1$=158円台前半と円安ドル高の流れが加速してきました。

今週25日、26日に日銀が開いた金融政策決定会合で、大方の予想通り政策金利を据え置くことを決定しました。

これによって円安ドル高が進んでいるのですが、日銀は金利を上げるにしても、金融引き締めを行うにしても、多少実施したところで米国との現在の金利差を考えると焼け石に水のような状況であり、むしろ国内の景気悪化のリスクを負うことになると思います。

景気が悪化すれば、ますます円安が進むのではないでしょうか。

日本は少子高齢化の影響が大きく、これまで思うようにデフレ脱却が実現せず、せっかく棚から牡丹餅で手に入れた現在のインフレの流れを潰してしまうと半永久的に国際競争力が弱いままとなり兼ねないかもしれません…(^_^;)

また、ドル売り円買いの為替介入を求める声も聞かれますが、これも無限に実行できる訳ではなく手持ちのドルが底を尽きればゲームオーバーとなり、その後はみなさんの推測するところでしょう。

多くの日本人が円預金等の「日本円」に投資していて、円安が行き過ぎると輸入物価が上昇して物価高により生活が苦しくなるため、国に救いを求める気持ちは理解できますが、為替は相手国との経済格差で決まるため、金融政策は短期的には効果が見られるかもしれませんが、長期的には日本の国際競争力を強化することでしか埋められないように素人ながら思います。

国に対して過度な期待をかけるよりも、アベノミクスが開始された2012年頃から日本円は将来弱くなると言われていたので、その頃から「米ドル」に投資する方々もおられたと思いますし、たとえ手許資金の半分でも毎年「米ドル」に投資していれば、現在のドル円相場を見るにしてもその景色は随分と変わったのではないでしょうか。

どうしても自国バイアスによって、(自身が全力買いしてきた)日本円はもっと強いはずだとか、日本政府や日銀は何とかしてくれるだろうとか、何の根拠もないことを信じたくなるのは仕方がないかもしれませんが、このバイアスが強くなり過ぎると非常に危険だと思います。

その意味では、今の若い方々は日本を早々に見切って「全世界株」や「S&P500」に投資したり、ワーキングホリデーで日本から出て行ったりと頼もしくもあり、若干寂しくもあります(笑)

国際競争力を高めようと思えば、我々も過度に国に期待するのではなく、自分の頭で考える癖付けをして責任ある行動をとり、国は国でどうすれば歳出を減らせるかを真剣に考え、もっと大胆な減税や社会保険料減額を進めることが有効だと思いますが、いかがでしょうか。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。