ようやく調整局面か⁈(2024.1/27)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今週は後半にかけて調整局面をうかがわせる日経平均の動きでした。

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しかしながら、押し目買いも入っているような印象を受けています。

気を付けないといけないのは、昨年から続いている日経平均の上昇相場に乗り遅れまいと前のめりになり過ぎることではないかと思います(笑)

中長期的に上昇すると思っておられる方であっても、高値で掴んでから、海外投資家に売り浴びせられて急落相場が続くと当初想定していた自分の考えに自信が持てなくなるということはよくあることです。

また、レバレッジを利かせた銘柄や信用取引で大きく儲けたい気持ちはよく理解できますし、実際に私も若い頃は手持ち資金が乏しく信用取引に手を出したこともあります。(その頃はレバレッジ型商品は未だ無かったので。)

過去のいろいろな経験が思い出されますが、例えばライブドアショックもそのひとつです…(^_^;)

記憶が不確かではありますが、あの頃はネット証券各社の取引が未整備だったこともあり、信用取引の追証や強制決済が批判にさらされることがあったように記憶していますし、これによって株式市場から強制退場させられた方も多くおられたように思います。

特に軍資金の乏しい若い頃は熱くなりやすいですし、一発当てたいという気持ちも強くなりますが、私の場合は得てして上手くいかないことの方が多かったように思います(笑)

最近の国内個人投資家の方々は逆張りが多く、その意味で冷静な方が増えたように思います。

これまでの様々な○○ショックと言われるような波乱相場に耐え、そして、打ち克った方々が株式市場で生き残ってこられた結果なのかもしれません。

また、プロとアマの情報格差が格段に小さくなっていることも関係しているのかもしれません。

いずれにせよ、今年の株式市場が(私も含め)多くの日本人投資家の方々にとって、歴史的な良い相場になることを願っています。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

爆買いと思慮深さ(2024.1/20)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今週の日経平均株価は良い感じで週末に上げて終えました。国内大型株の底堅さを感じます。

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日経平均が急騰した先週の投資主体別売買動向が出ましたが、海外投資家が大きく買い越し、事業法人は普通に買い越し、逆に個人が大きく売り越しています。

新NISAもスタートして、あれだけの上げだったので、てっきり海外投資家も個人も買っているものと思ってましたが、蓋を開けてみると個人は逆張りで大きな売り越しという結果にひっくり返りそうになりました(笑)

同時に、日本人は本当に慎重で思慮深いと思いましたし、バブル崩壊の教訓が脈々と受け継がれていることを頼もしくもあり心強く感じました。

今後も多くの個人投資家の方々には是非とも海外投資家に対抗して負けないように頑張っていただきたいと思います。

それと、今週は中国人が日経平均のETFを買っているという記事に目が留まりました。

中国人と言えば、新型コロナ前のインバウンドで爆買いが話題になりましたが、まさか日経平均を買うとは意外でした。

逆に言えば、中国経済がバブル崩壊の特徴である不動産不況により、今後も中長期的に厳しい状況が続く見通しで、連れて中国株が下がり続けていることも影響しているのかもしれません。

私も保有している中国株の投資信託の内、半分くらいを昨年に損切りしました。キャッシュが入り用で売却せざるを得なかったのですが、結果的には良かったのかもしれません。

残りの半分くらいは未だ保有していて、さらに含み損が膨らんでいますが、状況によっては今年中に売却するかもしれません…(^_^;)

さて、日経平均に話を戻しますと、今の水準は高過ぎるということもないようですが、これまでのように株価が安いとは言えない水準まで切りあがったので、ここからの追加投資は勇気と胆力が求められます(笑)

先に記載しましたが、特に海外投資家が大きく買い越したことも、個人的には警戒感を持たざるを得ないです。

皆さんはここからどうされますでしょうか。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

ちょっと調整が欲しい…(^_^;)(2024.1/14)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先週の日経平均株価は強かったですね(笑)

年初から早々に含み益が膨らんでいるという方も多いのではないでしょうか。

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昨年暮れにドル円相場が円高方向に向かってましたが、米国の雇用が市場予想よりも強く、円安に戻ったことも影響しているのかもしれませんね。

また、バブル期からの最高値更新(日経平均1/12(金)終値35,577円)ということで、含み損を抱えた投資家が少なく上値を抜けやすいことも上昇要因となっているのではないでしょうか。

ただ、個人的にはここから更に上値を追うのは微妙な気がします。

昨年も乗り遅れた感で焦るくらいの急激な上昇相場の中で、一転、一気に売り浴びせの局面が何回かありました。

日本株式が海外の機関投資家に見直されるのはありがたいですが、値動きが激しくなって日々株価から目を離せないのは私だけでしょうか…(^_^;)

とは言え、相変わらずキャッシュポジションがほぼ無い状況で、先週は売りも買いもせずに様子見でした(笑)

年初早々に、ただただなけなしの手許キャッシュで新NISAの成長投資枠を利用してお目当てのETF銘柄を少しばかり拾いましたので。

年間の成長投資枠240万円にはあまりにもほど遠く、おそらく、今年一年間で240万円全額どころかその半分を消化しきるのも厳しそうです…(^_^;)

皆さんは新NISAで投資スタートされましたか?

昨年に続き今年も株式市場にとって良い年になるようお祈り申し上げます。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

生命保険好きの方なら保険感覚で⁈(2024.1/8)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年は元日から能登半島地震で、日本国内のかなり広い範囲で大きな揺れが発生しました。

被災されました方々には心よりお見舞い申し上げます。

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元日から能登半島地震、そして、1月2日には羽田空港でのJAL旅客機・海保庁航空機事故と、せっかくのお正月三が日が大きな災害のため、お祝いどころではなくなってしまったことから、日経平均株価も大きく下落すると考えていました。

しかし、大発会の朝一の寄付きこそ大きな下げで始まったものの、その後はじりじりと上昇に向かい、株価は底堅い動きを見せました。

新NISAの影響があるかもしれませんが、前評判では新NISAの投資先はオルカンやS&P500に向かうという意見が多勢でしたので、日経平均の底堅さは意外でした。

手許キャッシュに余裕のあるご高齢者の方々が日経平均株価上昇に貢献されているのかもしれませんね(笑)

私も年初から新NISAで全力買いしたいところですが、今のところ特定口座の株式の売却は考えておらず毎月の給与収入から余剰が出たら新NISAで投資したいと考えています。

昨年に続き今年も何かと入り用が多く見込まれ、あまり投資できないかもしれませんね(笑)

これが理由というわけではありませんが、今回の年末年始は先月発売された会社四季報の赤本(新春号)を手に取ることは無かったです。

毎年、赤本と青本(夏号)は買っていたのですが、昨年暮れごろから購入銘柄を絞っており、銘柄数を増やさないように考えていますので、敢えて赤本は見ないようにしました。

ただ、青本は買うかもしれません…(^_^;)

ところで、一般に日本人は生命保険好きと言われていますが、株式投資はどちらと言えば消極的な姿勢です。

株式投資をインフレに対する保険と考えてみてはいかがでしょうか。

もちろん、元本割れすることもありますし、倒産リスクもありますので、出来るだけリスクの低い銘柄やタイミングで多少分散して購入する必要はあると思います。

ただ、生命保険にしても掛け捨てであれば保険事故が起こらなければ払いっぱなしですし、保険会社が倒産すれば9割程度しか保証されないでしょう。

長いデフレが続いた日本でも、少し発想の転換が必要な時期が来ているのかもしれません。

最後になりましたが、経済評論家の山崎元氏が1月1日に食道がんでお亡くなりになりました。

これまで投資に対する考え方を書籍やYouTube等を通じて勉強させていただき、ありがとうございました。

65歳という若さで亡くなられましたことは非常に残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

2023年を振り返って(2023.12/30)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年も残すところ、あと一日となりました。

今日から年末年始の休暇を満喫しています(笑)

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毎年恒例(未だ2回目ですが…(^_^;))の今年一年の金融資産の増減率を振り返ってみたいと思います。

過去一年間のブログをご覧いただいた方々はお気付きかもしれませんが、今年は本当に出入りの多い一年でした。

日経平均株価の上昇が寄与して私の金融資産は増えましたが、昨年以前と同じような相場であれば、おそらく大きく目減りしていてもおかしくないほど出費が多かったです…(^_^;)

それでは、本題に入りますが、先ずは2023年の一年間で日経平均株価は約28%上昇しました。

何かの番組で見たのですが、この上昇率は過去3番目に大きな伸び率で、バブル期以来の伸び率だったようです。

これに対して、私の金融資産はこの一年間で約24.0%増加しました。

私自身、これまで自分の金融資産の増加率は意識してこなかったので、増加率は過去最高か不明ですが、増加額では今年が過去最高だったのではないかと思います。

未だ国内景気が非常に良かった私の若い頃、巷では景気の良い話であふれているのに、自分は働き出したばかりで、資産らしい資産もなく、安月給だったこともあって好景気を全く感じられず、非常に悔しい思いをした体験から、好景気の流れに乗るには資産を持つ必要があるということをこれまで頭の片隅にではありますが、はっきりと残り続けていました。

その時から何年も経ちますが、今年、それをようやく自分の中で実感として感じることが出来た一年だったように思います。

悔しい思いをしたあの頃からあまりにも長い年月が過ぎての今年の金融資産の増加であるため、何とも不思議な感覚を持っています。

というのも、本当にこういう年が来たことが半分信じられないという思いがどこかにあるのかもしれません…(^_^;)

ただ、若い頃の感覚が長い年月を経て、実際に活かされたということについては良かったと思います。

私の場合、金融資産に占める国内個別株の比率が高いため、たまたま、日経平均株価の上昇に乗っただけであり、もし、以前からS&P500指数を中心に投資していれば、長い目で見ればもっと大きく増えていたかもしれないという思いもあるため、手放しで喜ぶことは出来ないです。

まあ、長く投資をし続けていれば、こういう年もあるだろうくらいの感覚に近いですね(笑)

明後日から新しい年が始まりますので、今年のことは綺麗にリセットして、また一から金融資産を増やしていければと考えています。

最後になりましたが、今年も私のブログをご覧いただきました方々には、感謝申し上げます。ありがとうございました!よいお年をお迎えください。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

2024年の株式相場は難しいかも⁈(2023.12/10)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今朝のニュースで、エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手がドジャースと10年総額7億ドル(約1014億円)で契約合意したことが報道され、その金額に驚かされました(笑)

それだけ大谷投手の所属球団にもたらす効果も含めた期待の大きさのあらわれであり、来シーズン以降はドジャースでの更なる活躍を期待しています!

今回の契約額はメジャー史上最高額で北米プロスポーツ最高額ということですが、この金額になるとあまりにも現実離れし過ぎてピンと来ないというか、正直よく分からないです(笑)

また、自分が2024年開始の新NISAの種銭をどうしようか悩んでいることが、あまりにも小さく思えてきて嫌になります…(^_^;)

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お金の話でいうと、先週は自民党安倍派議員のパーティー券による裏金づくりの問題も大きく取り沙汰されました。

これを機に、お偉い先生方には、少子化対策、物価上昇対策、経済対策のために、広く日本国民にも裏金づくりという便利な手法を伝授いただき、国民にも裏金づくりを容認いただければ良いのではないかと思うのは私だけでしょうか…(^_^;)

本来、国は景気を浮揚させて自然に税収が増えるように持っていくべきであり、そのために優秀な方々が国家の安定化に向けて日々考えておられると信じたいところです。

景気が落ち込み、さらに労働力が減少している中で、富の再分配という名目で税率や社会保険料率を引き上げて国家予算を確保しようとするこれまでのやり方は既に限界に来ており、結局のところ、取られる側にしても、受け取る側にしても、労働意欲が削がれるだけではないでしょうか。

裏金づくりというのは極論としても、あらゆる税目において恒久減税を実行することにより、先ずは景気浮揚を優先的に進めるべきではないでしょうか。

前置きが長くなってしまいましたが、今日は先週の日経平均株価の乱高下の話をする予定でした。

日銀の植田総裁のチャレンジングな発言により、国内金利上昇を連想させ、ドル円相場が大きく揺れ動き、また、先週末はメジャーSQ日ということもあって、海外投資家の仕掛けがあったのかもしれません。

先週のような荒い値動きは普通に起こり得ることですが、投資経験の浅い方にとってはきつい1週間だったかもしれませんね…(^_^;)

来年2024年の株式相場は米国経済がハードランディングになるのか、ソフトランディングで済むのかによって、日本株式にも大きく影響するため、不透明感が強い相場になりそうです。

新NISAに向けて来年から本格的に株式投資をスタートする方がおられるかもしれませんが、無理せずに淡々と資産形成をしていただくのが賢明かもしれませんね。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

米リセッション懸念再び⁈(2023.12/3)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

日経平均株価は先週も強かったです(笑)

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先週はFRBのタカ派として知られるウォラー理事が、インフレ率が低下し続ければ、数ヶ月先に政策金利を引き下げる可能性を示唆したことで、米国株が上がり、日本円も米ドルに対して上昇しました。

また、パウエル議長も利上げ過不足リスクは「均衡」と発言して、更なる利上げの可能性は低いという市場の安心感を誘いました。

これを受けて円高が進んだ割には日経平均株価は底堅い動きを見せ、ヨコヨコをキープした感じです。

本来であれば日経平均はもっと下げても良さそうですが、年末に向けて買い意欲の強い方が多いのかもしれませんね。

また、日本政府や日銀も1$=150円台の円安が続く前に円高方向に戻りつつあるので、ホッとされているのではないでしょうか。

国内金利を上げずに円安が止まった意味は日本政府にとっては大きいと思います。

一方の米国は来年以降に金利が下がる思惑から株価が上昇していますが、少し楽観的なようにも感じます…(^_^;)

これまでタカ派だったFRB理事がハト派発言するということは、米国の景気減速が進んでいることを示唆しており、状況によっては来年2024年にリセッションする可能性も考えられ、そうなれば、株価下落は避けられないのではないでしょうか。

実際に米国株が上昇するとともに金(ゴールド)価格も上昇しており、これは米国利下げの可能性が高まってきたからという単純な理由で片付けてしまって良いものでしょうか。

その意味では来年以降も米国経済から目を離せない状況が続きそうです。

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。

米国債券投資(2023.11/25)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

米国金利が落ち着き、10年米国債の金利が下がり始めるとともにグロース株が見直され始めました。

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大方の予想では米国金利は来年2024年に3回程度の利下げがあると見込まれています。

このような時は米国債投資に妙味があると考えられます。

投資の神様、ウォーレンバフェット氏も現在は株式保有比率を減らして短期米国債を購入していると言われています。

円安の今、日本円を米ドルに交換してから米国債投資というのは為替リスクが大きいため、どうかと思いますが、お手許に米ドルがあれば検討しても良いのではないでしょうか。

私はマネックス証券の口座に米ドルを保有していたので、先々週にその米ドルで長期米国債を購入しました。

長期的に高い金利を確定出来るので、長期間お金に働いてもらうイメージです。

ただ、良いことばかりかというとそういう訳でもなく、今後、米国金利がもっと上がれば現在の米国債の価格は下がりますし、米ドル自体も基軸通貨とは言え、昔よりも価値が落ちているのは否めません…(^_^;)

その意味でも、あくまで分散投資のひとつとして考える方が良いのではないでしょうか。

余談ですが、以前はマネックス証券の米国債投資は1,000米ドルからが一般的でしたが、いつの間にか100米ドルから購入出来るようになっていて少し驚きました(笑)

ところで、新NISA開始まで1ヶ月余りとなって、投資商品は決めているのですが、投資資金をどう工面するかという点が悩ましいです…(^_^;)

特定口座で保有する株式の売却資金を新NISAに回すことも考えていますが、現在の保有銘柄と新NISAでの購入予定銘柄の目的が全く異なるため、おそらく特定口座の株式売却は限定的になりそうです。

焦ったところで、キャッシュがどこからともなく湧いてくる訳ではないので(笑)、来年以降は気長に新NISA投資を続けられればと思います。

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姑息な増税⁈(2023.11/19)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

米国の物価上昇もようやく落ち着きを見せてきました。

これを受けてグロース株の上昇期待が高まってきました(笑)

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さて、インターネットを見ていますと少し前から「増税メガネ」という言葉をよく目にするようになりました。

どなたのことかはここでは触れませんが、今年の流行語のひとつと言えるのではないでしょうか(笑)

以前にこのブログでも書きましたが、所得税法上損益通算が認められる事業所得に係る事業規模の見直しであったり、小規模事業者や小規模事業者と取引の多い事業者に大きな影響を及ぼす消費税のインボイス制度であったり、所得税法上の配当控除制度の改正であったりと姑息な増税が多いように感じます。

また、個人に直接関係するものではありませんが、昨今見直しが検討されている外形標準課税の増税議論についても弱い者イジメの様相を呈しているように感じます。

これらは企業や個人の競争力強化という側面よりも、国会議員という安住な地位を頑なに守りたいだけという保守的な意図が透けて見えます。

確かにこれまで日本は与党が選挙対策目的で規制強化等により大企業はもとより既得権を持つ中小企業を生かさず殺さずというようなその場しのぎの政策を繰り返してきました。

国力が高かった時代はそれで上手く機能していたのかもしれませんが、その結果、企業も個人も競争力が低下し、連れて日本の国力が著しく下がり続け、日本円の価値がだだ下がりしてしまい、日本人の給与が先進国の中では下位に陥り、最近になってGDPでドイツに抜かれ、近い将来インドに抜かれるのも時間の問題です。

にもかかわらず、昔の感覚のまま、海外援助と銘打って気前よく海外に現金をばらまき、国内では増税という形で弱い者イジメというのは本当に国家としてのあるべき姿なのでしょうか。

未だ日本にも住みやすさや良い面が残っていることもあり、また、近年中国経済の悪化に伴い、棚から牡丹餅的に日本が世界から注目される(日本がこれまで以上に欧米に利用される(笑))ようになってきましたが、ゆでガエルよろしくこのまま甘んじていると、さらにその付けが近い将来に我々のような弱い国民に回ってくるのではないかと思います。

本当に良い国かどうかというのは、国力が強く、国家が安定している時期に、将来を見据えて何を実行するかで本来評価されるべきであると思います。

長きにわたり国内で規制強化を敷いて、国際競争力が弱くなった時点で、リスクを民間企業や個人に押し付けても企業や個人が取れる策はもう限られるように思います。

それならば、思い切った恒久減税等をした上で、自己責任論を持ち出すのが筋と言えるのではないでしょうか。

日本は全員が不幸になる社会主義国家モドキを目指しているのでしょうか。

ここまで長々と書きましたが、これを読んでいただいている方々には、個人においても自分自身が好調な良い時期に将来を見据えて何を実行するかでその人の価値が決まるのではないかということをお伝えしたかったのです。

人間は弱い生き物ですし、また、日本は高齢化が進んでしまったこともあり変化を嫌うその国民性が邪魔をして、切羽詰まった状態でないと、なかなか動き出せない感じになっていますが、そうなってしまった時には取れる策も限られるため、逆に身動きが取れなくなり、ジリ貧になるしかないのです。

そうなってしまっては時すでに遅しなのです。

もちろん変化にはリスクを伴いますし、それ相応のパワーやエネルギーを要しますので、わざわざ何事もない時に好き好んで自分自身に対して変化を強いるのは強い抵抗感を覚えますが、変化を取り込む見返りとして強さや経験、そして、思考力が得られるのではないかと思います。

ぜひ皆さんには、例え未来の日本が沈んでしまうことになったとしても(既に沈みかけているようにも感じますが…)、何とか個人ではしぶとく生き残れるようにあらゆる選択肢を視野に入れて頑張っていただきたいと思います。

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新NISA、銘柄は決まったが…、原資をどうするかが悩ましい⁈(2023.11/11)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今週も相変わらず値が荒い相場が続いています。

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今週は7月~9月の四半期決算がピークでしたが、全体的には良い印象でした。

ただ、中国経済の弱い状態が続いており、中国と取引の多い国内企業は苦戦を強いられているようです。

どうやら中国景気の悪化は長引きそうな様相を呈しているのではないでしょうか。

ひと昔前に中国株がもてはやされ、多くの方々が大きな期待を抱いていた頃が嘘のようです(笑)

新興国株式は大きく伸びる可能性を感じさせますが、リスクもそれなりにあるので、新興国株式一点買いは危険だと思います。

私も少額ですが、以前に東南アジアの国を対象とする国内ETFの複数に投資して、塩漬けした経験があります…(^_^;)

ところで、先日、今後の投資方針を決めたので、新NISAの投資銘柄は固まりましたが、肝心の投資資金をどう捻出するかという問題があります。

今年だけでなく、来年以降も物入りで、さらに物価高ということもあり、生活費が重荷となって、毎月の薄給からは、なかなか投資に回すことが厳しくなってきています…(^_^;)

保有している特定口座の個別株を売ることも選択肢の一つではありますが、売却益に対して所得税が控除されるのもちょっと痛いので、躊躇してしまいそうです。

新NISAの投資枠を使い切るには、かなり長い道のりで、気が遠くなりそうです(笑)

バフェットとソロス勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣 [ マーク・ティアー ]

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なお、特定の金融商品の売買を勧めるものではなく、投資は自己判断および自己責任でお願い申し上げます。

ではでは。